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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#81

キルン&ガトスvs.アレン

キルン「ガトスは足を狙ってくれ。俺がその間に魔人細胞を取り除く!」
ガトス「分かった!『神速雷聖』」
キルン「よし、『魔聖剣術 【澗刀雷刃】』」
アレン「!!!...」
キルン「よし、うごきは止めた!今だ...!」
スコイのナイフ投擲を防いですぐ。またアレンがフリーになった。
スコイ「別に彼女だけが戦うとは言ってないんだけどな。」
キルン「チッめんどくさいな。」
ガトス「...あいつの攻撃は俺が防ぐ。お前はアレンを治せ。」
キルン「...助かる。」
アレン「『癒龍白撃』」
キルン「『魔聖剣術 【万滅千華】』」
アレン「『癒龍激波』」
キルン「『魔聖剣術 【万舞輝影】』」
激しい攻防...完全な、互角。今キルンはアレンを傷つけない為に手加減している。
そして...期は熟した。
キルン「『魔聖剣術 【秭光聖正】』」
本来、アレンは勇者であり白龍の力を受け継いだ者。そのアレンにこの聖属性の技は効果が低い。しかし、今のアレンは魔人細胞を取り込んでおり、 魔にも属している。その上まだ魔人細胞はアレンに定着していない。そのアレンから魔人細胞[漢字]だけ[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]を消し去るのにこの技は最適解だった。
スコイ「させない!」
だが、スコイはそれをさせまいと動く。2500を超えるナイフを素早く投擲する。
ガトス「キルンの邪魔はさせない!『聖雷波動』」
だが、ガトスがそれを防ぐ。
そしてそれはナイフをすべて吹き飛ばした。
スコイ「作戦は失敗...か。潮時...撤退だな。」
そう言うとスコイは消えていく。黒い霧のようなものに包まれて...
ガトス「あっ!...チッ逃げられたか。」
キルン「...良かった...。」
座ったキルンの腕の中には気を失ったアレンがいた。キルンは回復魔法をかけ続けている。
ガトス「そっちは成功か。」
キルン「ああ、ただ、定着していなかったとはいえ体の一部になっていた魔人細胞を取り除いたから暫くは安静が必要だろう。」
ガトス「...そうか。」
そしてキルンは考える。もう、こんなことがないようにするには、どうすればいいのかを。
キルン(...もう、あんな思いはしたくない。あの原因は俺自身の弱さだ。もっと、圧倒的な強さを持つべきだった...)
(あんなことがないように、この組織は潰す。徹底的に。)
そして、キルンに[漢字]ナニカ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]が語りかける。
(本当にそれで解決するか?もっと、徹底するべきじゃないか?)
キルン(どういう事だ?)
(簡単だ。人間なんて生かしておいたら、また似たようなのを創るぞ?お前も見ただろう?人間の醜悪さを。ある男は私怨で無関係な子供を手にかけようとした。ある男は快楽のために子供を殺した。ある男は自分は動かず、他者を操って人を不幸にし、さっきの男は人を魔改造するサイコパス。こんな性質を持つ一族は...生かしておく価値なんてないと思わないか?)
キルン(...)
(また、奪われてもいいのか?お前の大切な人を。)
キルン(いやだ...もうあんな思いはしたくない。)
(なら...分かるだろう?人間を...滅ぼすんだ。)
キルンは、そのナニカと共に考え続けた...結果。間違った悟りを開く。
人間を、生かす必要はない。
キルン「...ガトス、アレンを頼む。」
ガトス「...なんの冗談だ?」
キルン「...[漢字]До свидания[/漢字][ふりがな]ダスヴィダーニャ[/ふりがな](さようなら)、永遠に、お別れだ。」

第76話「キルン&ガトスvs.アレン」終
次回 第77話「キルンの中で。」
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2025/12/12 19:56

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