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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#77

魔勇vs.魔王2

スレット「ああ...真魔領域か。確かにこれは辛い。三属性全て使っているな?」
キルン「ここで...決着をつける!」
スレット「まさか真魔領域を使えるとはな...だが...」
「それは俺も同じだ。『[漢字]魔星淵穢虚[/漢字][ふりがな]マセイエンアイキョ[/ふりがな]』」
もし、2つの真魔領域が同じ座標に展開されればどうなるか。それは簡単だ。領域の効果にはなにも影響はない。どちらも相手に影響を及ぼす。つまり持久戦になる。だが、キルンはこれを無効化するスキルを持っていた。
キルン「かかったな!『[漢字]領域破壊[/漢字][ふりがな]エリアブレイカー[/ふりがな]』!」
そのチートと呼ばれそうな反則スキルはスレットの真魔領域を破壊した。真魔領域は生成してすぐ破壊されると使用者は魔力を大幅に消失する。
スレット「なるほど。真魔領域の破壊。そんなことも出来るのか。ますますお前が欲しくなった。『[漢字]魔乙牙[/漢字][ふりがな]ヴィルゴ[/ふりがな]』。」
キルン「『魔聖剣術 【秭光聖正】』」
激しい技の衝突。お互いにダメージを負っているが、今なおキルンは真魔領域を展開している。しかし、それでも優位にたっていたのはスレットだった。
スレット「この真魔領域。シンプルなものだがそれらが組み合わさっていてとても面倒くさい。だが、これを会得出来たのは最近だな?耐久が低い。もっと洗練してから来るべきだったな。これだから...」
次の瞬間。キルンの真魔領域が破壊された。スレットよりも長く展開していたとはいえ、構築出来ていた時間はせいぜい2分程度。キルンの魔力が大幅に消失した。
スレット「そろそろか。『[漢字]魔丑爪斬[/漢字][ふりがな]タウルス[/ふりがな]』。」
キルン「グハッ、勝て...ない...なんて...強さ...だ...。」
スレット「...気絶したか。さて、次はあの2人か?」
その瞬間。スレットに明確な『死』のイメージが浮かび上がる。
スレット「!!」
其処に立っていたのはキルンだった。
スレット「お前。まだ動けたのか?」
キルン「お前は[漢字]主[/漢字][ふりがな]マスター[/ふりがな]の体をここまで傷つけた。...万死に値する。」
キルンの目はピンク色になっていた。声も少し高くなっている。
スレット「...お前、キルンじゃねえな?何をした。」
キルン?「お前ごときが知る必要はない。死になさい。『ファメラーテ』」
それはただの魔法。詠唱を破棄した普通の最上位魔法。しかしそれはキルンの古代語詠唱と同じ威力だった。
スレット「!!お前はいったい誰だ?この威力。魔族としか思えない。」
キルン?「お前は知る必要はない。ただ、地獄の苦しみをもって死ね。700段式展開。『ファメラーテ』」
キルンのように見えるそれは700もの魔法を同時展開した。それはキルンにも出来ない芸当だ。
スレット「ここまでか...」
スレットが高火力の炎の矢に瞬く間に焼かれていく。
次の瞬間。キルンが目にしたのは先程まで自分が苦戦していたスレットが瀕死になっているところだった。

第72話「魔勇vs.魔王2」終
次回 第73話「哀しみに暮れる魔勇」
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2025/06/01 20:41

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ID:≫ 0.7.Z3DGXA2DY
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