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自殺描写あり

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形骸

#2

1 里奈side

里奈「おはよ〜、ねぇねぇ◆◆?」

朝、1年1組の教室のドアを開けるなり、私は一番奥の窓際の席へと駆け寄った

私の大切な相棒、○○●●は、いつも通り静かに小説を読んでいたけれど、

私の声に気づると本を閉じて、少し大人びた綺麗な目を細めてクスッと微笑んだ

●●「おはよ、しらたま、どうしたん?」

しらたまとは私のあだ名だ、◆◆がつけてくれた

里奈「これこれ! 昨日の英語の小テスト!」

私は満点と書かれた答案用紙を◆◆の机に突き出した

里奈「最後の長文が日本語のつながりが綺麗じゃなくて、教えて〜!」

●●「え、満点じゃん、 すごいね、本当に努力の天才だなぁ」

◆◆は自分のことのように目を輝かせて私を褒めてから、私のノートを覗き込んだ

いつも落ち着いていて、どこか大人っぽい雰囲気がある◆◆

正直、私は◆◆のことが、羨ましくてたまらない時がある

授業中は大体やる気なさそうに机に伏せて寝ているし、

提出物のワークだっていつも答えをそのまま丸写ししているのを見かける

それなのに、見せてもらった◆◆のテスト用紙は、高得点

小テストはいつも満点

何もしなくても、何でもできちゃうそんな◆◆が羨ましい

「◆◆だってめちゃくちゃ頭いいじゃん!」っていつも思う

可愛くて、真面目で、静か。神様は◆◆にどれだけプレゼントをあげたんだろう

●●「これは...意味は同じだけど、こっちの方が綺麗。だから...」

◆◆は嫌な顔一つせずにシ私のノートに綺麗な文字で線を書き込んでいく

里奈「きゃーっ! さすが◆◆、本当に分かりやすい! 大好き! 愛してる!」

私が嬉しくなって机に身を乗り出すと、◆◆は一瞬で耳のあたりまで真っ赤にした

パタパタと両手を振って、周りを気にするように声を潜める

●●「...まじで...しらたまうるさい...//」

千歳「ほら里奈、もっと大きな声で言ってあげて」

隣の席から親友の千歳さんが、一切表情を変えないクールな顔のまま、頬杖をついて言った

千歳「授業中あんなに堂々と伏せてたのに、勉強教えてる時だけお姉さんぶるよね、」

●●「ちょっと、千歳さん、変なこと言わないで。お姉さんぶってもない、」

◆◆は千歳さんにすかさず鋭いツッコミを入れたけれど、顔の赤さは全然引いていない

その僅かな動揺を見逃さず、後ろの席から蓮がニヤニヤしながら身を乗り出してきた

蓮「○○、お前本当に千歳さんと里奈に転がされてるよな。」

●●「転がされてないから。みんなして朝からいじるの、やめてほしいんだけど...」

●●はため息混じりに、でも降参したようにふにゃりと困ったような笑みを浮かべた

物静かで大人っぽい◆◆が、私たち4人の前でだけ見せる柔らかい表情が愛おしかった

1学年2クラスしかない、小さな中学校。

その中でも私たちのクラスは、吹部のメンバーが5人も集まっていて

毎日が部活の延長線上みたいに特別で、賑やかだった

「ありがと、これで次のテストもバッチリ!」

●●「しらたまはいつも満点取れるでしょ、」

◆◆は机の上に肘をついて、私のことを真っ直ぐに見つめて穏やかに微笑んだ

何も努力しなくても完璧にできちゃう、眩しくて、大好きな私の親友

私はこんな親友が羨ましくて、誇らしかった

2026/06/27 15:45

しゅーりっく
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ヒューマンドラマ病み自殺描写あり

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