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自殺描写あり
伊織「ねえ、とりにく! ここの宿題やった? まじで意味わかんないんだけど!」
昼休みの賑やかな教室で、伊織が私のノートを覗き込みながら、いつもの明るい声で話しかけてくる
音色「あはは、そこ難しいよね。私も昨日めっちゃ苦戦したよ」
私はいつものように笑顔で返し、ノートの端に描いていた落書きの横に、答えを書く
私のスクバには、いつもお気に入りの小さな鳥のぬいぐるみのキーホルダーが揺れている
だから、入学したての頃、伊織は私のことを「とり」って呼んでいた
だけどある日、お弁当を食べているときに、伊織がニヤニヤしながらこう言ったのだ
伊織「とりはお肉好きだし、今日からとりにくね!」
ひどいあだ名、と最初は笑ったけれど、
今ではクラスの友達みんなが親しみを込めて、私のことをとりにくと呼ぶ
伊織は優しくておもしろくて、私が少し元気がないときは気づいてくれる、本当に大切な友達だ
みんな私の絵を「すごいね」って褒めてくれる、良い人ばかり
私の学校生活は、どこからどう見ても、絶対に恵まれている
なのに。私の心の中には、ずっと消えない真っ黒なモヤモヤが居座っていた
音色(こんなに幸せな環境にいるのに、なんで私は悩んでるんだろう)
みんな優しくて、私は何も困っていないはずなのに、夜になると涙が止まらなかった
こんなに恵まれているのに病んでしまうなんて、すごく贅沢で、わがままで、最低な人間
みんなが良い人だからこそ、「辛い」なんて絶対に言えなかった
言ったら贅沢な悩みに聞こえるだろうし、何より大好きなみんなを困らせてしまう
音色(私が我慢すればいいだけ。私が、いなくなればいいだけ)
そうやって、誰にも言えずにずっと心の中に溜めていた想いが、
ある日とうとう、私のキャパを超えて溢れてしまった
学校から帰って、自分の部屋のドアを閉める
痛いのは、絶対に嫌だった
自傷行為は怖かったし、血を見るのも傷が残るのも嫌だった
私は机の上に静かに薬を並ぜた
これで全部終わる
そう思って、いなくなることを決意して、一気に飲み干した
だんだん、いつもより息が浅くしかできなくなっていく
でも、不思議と苦しいっていう感じはなかった
ただ、しばらくすると薬の副作用のせいで、ものすごい吐き気が私を襲った
私の意識は暗い底へと落ちていった
昼休みの賑やかな教室で、伊織が私のノートを覗き込みながら、いつもの明るい声で話しかけてくる
音色「あはは、そこ難しいよね。私も昨日めっちゃ苦戦したよ」
私はいつものように笑顔で返し、ノートの端に描いていた落書きの横に、答えを書く
私のスクバには、いつもお気に入りの小さな鳥のぬいぐるみのキーホルダーが揺れている
だから、入学したての頃、伊織は私のことを「とり」って呼んでいた
だけどある日、お弁当を食べているときに、伊織がニヤニヤしながらこう言ったのだ
伊織「とりはお肉好きだし、今日からとりにくね!」
ひどいあだ名、と最初は笑ったけれど、
今ではクラスの友達みんなが親しみを込めて、私のことをとりにくと呼ぶ
伊織は優しくておもしろくて、私が少し元気がないときは気づいてくれる、本当に大切な友達だ
みんな私の絵を「すごいね」って褒めてくれる、良い人ばかり
私の学校生活は、どこからどう見ても、絶対に恵まれている
なのに。私の心の中には、ずっと消えない真っ黒なモヤモヤが居座っていた
音色(こんなに幸せな環境にいるのに、なんで私は悩んでるんだろう)
みんな優しくて、私は何も困っていないはずなのに、夜になると涙が止まらなかった
こんなに恵まれているのに病んでしまうなんて、すごく贅沢で、わがままで、最低な人間
みんなが良い人だからこそ、「辛い」なんて絶対に言えなかった
言ったら贅沢な悩みに聞こえるだろうし、何より大好きなみんなを困らせてしまう
音色(私が我慢すればいいだけ。私が、いなくなればいいだけ)
そうやって、誰にも言えずにずっと心の中に溜めていた想いが、
ある日とうとう、私のキャパを超えて溢れてしまった
学校から帰って、自分の部屋のドアを閉める
痛いのは、絶対に嫌だった
自傷行為は怖かったし、血を見るのも傷が残るのも嫌だった
私は机の上に静かに薬を並ぜた
これで全部終わる
そう思って、いなくなることを決意して、一気に飲み干した
だんだん、いつもより息が浅くしかできなくなっていく
でも、不思議と苦しいっていう感じはなかった
ただ、しばらくすると薬の副作用のせいで、ものすごい吐き気が私を襲った
私の意識は暗い底へと落ちていった