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震える手で便箋の封を切る
『日向へ、6月に部活に入ってきてくれて、いつも私を笑わせてくれてありがとう。日向はいつも学校のルールをちゃんと守って、まっすぐに部活に向き合っていたよね。みんなを笑顔にするムードメーカーだけど、裏では必死にホルンを練習していること、私はちゃんと知っていたよ。バレー部の時は休みがちだったけど吹奏楽部に入って毎日しっかり学校に来てくれて嬉しかった。私は、周りから優等生って言われるプレッシャーに、本当は押しつぶされそうになってた。でも、日向が一生懸命に私を気遣って、面白いことを言ってくれるたびに、私の心がじんわりと温かくなるのが分かりました。日向のまっすぐな優しさに、私は何度も救われてたよ。何も言わずにいなくなっちゃってごめんね。日向はこれからも、その眩しい笑顔を絶やさずに進んでいってね。日向が迷わずにまっすぐ吹き鳴らすホルンの音は、私にとって世界一心地いい音でした。同じ1年生として出会えて、一緒に音楽ができて、本当に幸せでした。今までたくさん愛してくれて、ありがとう。日向の進む未来が、ずっと眩しい光で満ちていますように、ずっと応援してるよ。』
手紙を読み終えた瞬間、胸の奥がぎゅっと締め付けられて、視界が滲んだ
日向「...ッ、意味わかんねぇよ...●●...」
大粒の涙が手紙の文字をごわごわに滲ませていく
吹部に入ったらルールをちゃんと守って真面目に、みんなを笑顔にできる人になりたい
そう思って必死に頑張ってた
●●は全部わかって、ちゃんと見ててくれたんだ
それなのに、俺が居場所を見つけて調子に乗って笑った
そのすぐ隣で、●●がどれだけプレッシャーに押しつぶされそうになっていたか
俺はこれっぽっちも分かってなかった
世界一心地いい音なんて、そんなの、蒼音に聴いてもらえなきゃ何の意味もない
日向「ごめんッ...俺、みんなを笑顔にするとか言ったのに...」
日向「●●の本当の顔...何にも見てなかったッ...」
日向「いくらでも面白いことするから...ッ」
日向「頼むから戻ってきて...今度は本当の笑顔見せろよ...ッ」
手紙が破れそうになるくらい強く握りしめて、ただひたすらに涙を流し続けた
もう二度と、トロンボーンの音も、俺の名前を呼ぶ優しい声も戻ってこない
一番近くで一緒に頑張ってきたはずなのに
何も救えなかった自分の無力さが悔しくて、悲しくて、どうしても涙が止まらなかった
『日向へ、6月に部活に入ってきてくれて、いつも私を笑わせてくれてありがとう。日向はいつも学校のルールをちゃんと守って、まっすぐに部活に向き合っていたよね。みんなを笑顔にするムードメーカーだけど、裏では必死にホルンを練習していること、私はちゃんと知っていたよ。バレー部の時は休みがちだったけど吹奏楽部に入って毎日しっかり学校に来てくれて嬉しかった。私は、周りから優等生って言われるプレッシャーに、本当は押しつぶされそうになってた。でも、日向が一生懸命に私を気遣って、面白いことを言ってくれるたびに、私の心がじんわりと温かくなるのが分かりました。日向のまっすぐな優しさに、私は何度も救われてたよ。何も言わずにいなくなっちゃってごめんね。日向はこれからも、その眩しい笑顔を絶やさずに進んでいってね。日向が迷わずにまっすぐ吹き鳴らすホルンの音は、私にとって世界一心地いい音でした。同じ1年生として出会えて、一緒に音楽ができて、本当に幸せでした。今までたくさん愛してくれて、ありがとう。日向の進む未来が、ずっと眩しい光で満ちていますように、ずっと応援してるよ。』
手紙を読み終えた瞬間、胸の奥がぎゅっと締め付けられて、視界が滲んだ
日向「...ッ、意味わかんねぇよ...●●...」
大粒の涙が手紙の文字をごわごわに滲ませていく
吹部に入ったらルールをちゃんと守って真面目に、みんなを笑顔にできる人になりたい
そう思って必死に頑張ってた
●●は全部わかって、ちゃんと見ててくれたんだ
それなのに、俺が居場所を見つけて調子に乗って笑った
そのすぐ隣で、●●がどれだけプレッシャーに押しつぶされそうになっていたか
俺はこれっぽっちも分かってなかった
世界一心地いい音なんて、そんなの、蒼音に聴いてもらえなきゃ何の意味もない
日向「ごめんッ...俺、みんなを笑顔にするとか言ったのに...」
日向「●●の本当の顔...何にも見てなかったッ...」
日向「いくらでも面白いことするから...ッ」
日向「頼むから戻ってきて...今度は本当の笑顔見せろよ...ッ」
手紙が破れそうになるくらい強く握りしめて、ただひたすらに涙を流し続けた
もう二度と、トロンボーンの音も、俺の名前を呼ぶ優しい声も戻ってこない
一番近くで一緒に頑張ってきたはずなのに
何も救えなかった自分の無力さが悔しくて、悲しくて、どうしても涙が止まらなかった