閲覧前に必ずご確認ください
最初の数話と最後の数話だけ曲バロ(?)です
空side
「お父さん!」
あの日、私のお父さんは捕まった。
[水平線]
「お父さん、お父さん!今日一緒に遊ぼ」
今日はお父さんの休日…
「ごめんな、空。仕事が入ったんだ。」
だったのに。
前と比べて[漢字]窶[/漢字][ふりがな]やつ[/ふりがな]れた顔でお父さんは謝った。
「えー…。なんでなんで!前もそうだったじゃん!」
納得できないよ〜
「本当にごめん、仕事があるんだ…」
仕事があると私のいうことを聞いてくれない。
ガチャ
「行ってきます。」
「フン お父さんなんか大っ嫌いだし!」
[水平線]
こんなこと言わなければ良かった。
そう、今更ながら後悔した。
空の父(海斗)side
今日もまた、遊んであげられなかった。
ごめんな…
「金城くん、来たまえ。」
俺はこの[漢字]会社[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]で働いている。
社長の秘書だ。
「また、営業成績が下がってるじゃないか。この無能が!」
ここは俗にいうブラック企業という奴だ。
暴言暴力は日常。それに慣れて当然。
そういう社会…嫌になるよな。
でも、俺には家族がいる。
そう思うと給料はそこそこもらえるため頑張ろうと思えた。
「そこの果物を切ってくれたまえ。」
偉そうに命令する社長。
「金城くんの家族って馬鹿だよね。」
「は?」
何言ってんだこの[漢字]社長[/漢字][ふりがな]ジジイ[/ふりがな]。
「妻もブスだし、このガキに関してはボケッとした面してて面白いよ」
君の遺伝子のせいかい?と汚く笑うジジイ。
「俺の家[小文字]族を馬[/小文字]鹿に[小文字]する[/小文字]な。」
果物ナイフを握った。
「何か言ったかい?」
「俺の!家族を馬鹿にするな!」
グサッ
ジジイの腹を刺した。
何回か刺した。
すると、倒れた。
「やっちゃったな…」
ハハと乾いた笑いが溢れた。
家族に迷惑がかかる前に警察に行って自首しよう。
「お父さん!」
ごめんな、空。
お父さんはもう犯罪者なんだ。
ごめんな、普通の幸せな生活を送らせてあげられなくて。
「ごめんな…」
ルアside
「お父さんはね。私たちのために怒ってくれたの。」
そういう空の目には涙が溜まっていた。
「お父さんはずっと謝ってた。」
『空、ごめんな。』
『家族旅行、いけなくてごめん』
『ごめん。』
「ずっと、ずっと謝ってた。…お父さんだけが悪いわけじゃないのに。」
空はとうとう涙をこぼした。
「ルア姉はお父さんと同じ雰囲気を纏ってたから、
お父さんみたいになってほしくないから…助けた。」
空は生きる目的がある。
お父さんのような人を増やさないという目的が。
それに比べて私はどうだ。
ただの空っぽの操り人形じゃないか。
「お父さん!」
あの日、私のお父さんは捕まった。
[水平線]
「お父さん、お父さん!今日一緒に遊ぼ」
今日はお父さんの休日…
「ごめんな、空。仕事が入ったんだ。」
だったのに。
前と比べて[漢字]窶[/漢字][ふりがな]やつ[/ふりがな]れた顔でお父さんは謝った。
「えー…。なんでなんで!前もそうだったじゃん!」
納得できないよ〜
「本当にごめん、仕事があるんだ…」
仕事があると私のいうことを聞いてくれない。
ガチャ
「行ってきます。」
「フン お父さんなんか大っ嫌いだし!」
[水平線]
こんなこと言わなければ良かった。
そう、今更ながら後悔した。
空の父(海斗)side
今日もまた、遊んであげられなかった。
ごめんな…
「金城くん、来たまえ。」
俺はこの[漢字]会社[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]で働いている。
社長の秘書だ。
「また、営業成績が下がってるじゃないか。この無能が!」
ここは俗にいうブラック企業という奴だ。
暴言暴力は日常。それに慣れて当然。
そういう社会…嫌になるよな。
でも、俺には家族がいる。
そう思うと給料はそこそこもらえるため頑張ろうと思えた。
「そこの果物を切ってくれたまえ。」
偉そうに命令する社長。
「金城くんの家族って馬鹿だよね。」
「は?」
何言ってんだこの[漢字]社長[/漢字][ふりがな]ジジイ[/ふりがな]。
「妻もブスだし、このガキに関してはボケッとした面してて面白いよ」
君の遺伝子のせいかい?と汚く笑うジジイ。
「俺の家[小文字]族を馬[/小文字]鹿に[小文字]する[/小文字]な。」
果物ナイフを握った。
「何か言ったかい?」
「俺の!家族を馬鹿にするな!」
グサッ
ジジイの腹を刺した。
何回か刺した。
すると、倒れた。
「やっちゃったな…」
ハハと乾いた笑いが溢れた。
家族に迷惑がかかる前に警察に行って自首しよう。
「お父さん!」
ごめんな、空。
お父さんはもう犯罪者なんだ。
ごめんな、普通の幸せな生活を送らせてあげられなくて。
「ごめんな…」
ルアside
「お父さんはね。私たちのために怒ってくれたの。」
そういう空の目には涙が溜まっていた。
「お父さんはずっと謝ってた。」
『空、ごめんな。』
『家族旅行、いけなくてごめん』
『ごめん。』
「ずっと、ずっと謝ってた。…お父さんだけが悪いわけじゃないのに。」
空はとうとう涙をこぼした。
「ルア姉はお父さんと同じ雰囲気を纏ってたから、
お父さんみたいになってほしくないから…助けた。」
空は生きる目的がある。
お父さんのような人を増やさないという目的が。
それに比べて私はどうだ。
ただの空っぽの操り人形じゃないか。
通報フォーム
この小説の著作権は桐生 薫 プロフのサイトのやつ見て!!さんに帰属します