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最初の数話と最後の数話だけ曲バロ(?)です

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「最低の犠牲者に愛を」

#12

緋衣草 優しいね

「はっ」
殺される。目が覚めて一番最初に思ったのはそんなこと。
ここは牢屋?普通の牢屋程度なら抜け出されるけど
で、出れても親に…殺される…!
どうしよう。
「目が覚めたの?」
誰だ!
スッ
受け身をとって戦闘体制になる。
知らない奴だな。
30代後半、小柄で痩せ気味の女性。
これなら[漢字]や[/漢字][ふりがな]殺[/ふりがな]れる。
「娘から聞いたわ。公園で一緒に遊んで仲良くなったらしいのね。
いつもお世話になってます。」
は?なんで、私のことを庇ったの…?
あの子供の方を見ると気付かれないようにウィンクしてきた。
本当になんで…?
「ゆっくり過ごしていってね。」
母親らしき女性は部屋から出ていった。
「…大丈夫?」
子供が私に聞いた。
「大丈夫。ありがとう。でも…なんで助けてくれたの?」
子供が笑った。[漢字]アイツら[/漢字][ふりがな]沙織、ルイ[/ふりがな]と同じ笑顔だ。
「お姉ちゃんさ、私にナイフ刺そうとしたじゃん?
その時すっごい苦しそうな顔してた。」
そうだったの…?
「あとさ、私結局刺されてないよ。クレープのいちごが刺されただけ。
きっと手が震えてたからズレたんだよ。」
ずっとにこやかな子供。
「…私のことが怖くないの?普通、怖いし警察に連絡するでしょ…。」
すると、ううん、と横に頭を振った。
「お姉ちゃんは、お父さんとおんなじ。…そんな感じがしたの。」
やっぱり、何かを抱えている。
沙織と同じような人種だろう。
でも、悩んでいるわけじゃない。
新しい道を探して希望を見つけ出す。
そんな感じだ。
…そういう人たちを少し羨んでしまう自分がいる。

そういえば
「君、なんていう名前なの?私はルア」
名前知らなかったな。
「私は空。ルア姉って呼ぶね!」
また、夏の青空にも負けないような明るくて綺麗な笑顔になる。
でも、たくさんのことを乗り越えてきたんだろう。
「空、君のお父さんに何があったの?」
沙織の時のように聞いてみることにした。

作者メッセージ

マジでサボっててすみませんでした。
書いてない間も最新話もまっててくれた人、新しく読み始めてくれた人ありがとうございます!
これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!

クソ学校とゴミ塾のせいで、少し更新速度が遅くなります。
申し訳ありません。

2024/07/14 20:15

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