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自殺等、そういう話がたまに出てきます。苦手な方はあまり読まないことをオヌヌメします

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君の隣にスノードロップを添えて

#1

プロローグ 「始まり」

[水平線]「ねぇ、遠藤さん」
殆どのクラスメイトが去った放課後の教室で突然声かけられ、真っ直ぐ前を見る。
クラスのリーダー的存在の北野茜さん。周りには北野さんの取り巻きがいる。
七瀬エリカちゃん、柳城千春ちゃん、松本麗奈ちゃん。
「どうし…まし、たか」
このクラス、この学校にはおかしいバカみたいなルールがある。
北野さんのには敬語を使わないといけない、北野さんにはさん付けしないといけない。
タメで話せるのは北野さん本人は認めた人だけ。そしてそのルール破ったら最悪の結末が待っているという。
「今日さ、最近出来た新しいカフェ行かない?」北野さんの想像もしてなかったことに驚く。
「えっ…あっ、はっ、はいっ!」としどろもどろした返事をすると「いや?」と北野さんが私に聞く。ここで返事しなかったら確実に虐めの標的になる。
「いえっ、まさかそんな誘われると思ってなかったので…嬉しいです!」と席を立つ。
というと北野さんがニコッと笑う。まるで向日葵のようだった。よく綺麗な人を表すのに「向日葵」を使うから「向日葵みたい」と感じたのではない。本当に向日葵を思い出させるような笑顔だった。
「よかった。私とりあえずお手洗い行ってくる。エリカ、私の荷物用意しといて」と言い教室を出る。すると千春ちゃんと麗奈ちゃんも「私も」と言い立ち去った。
エリカちゃんはエリカちゃんの席に行ってエリカちゃんの鞄に教科書などを詰めていた。
「エリカちゃ…じゃなくて七瀬さんはお手洗い行かなくて大丈夫なんですか?」と聞くとエリカちゃんは首を振った。
「いいの。ていうか頼まれたし。あと苗字呼びもさん付けも敬語もいい。茜だけだよ、そうしろって言ってんの」とエリカちゃんが北野さんの鞄に教科書を全部入れたのか、鞄を閉じて千春ちゃんの席に行き、千春ちゃんの鞄に教科書を入れていく。
「私、手伝うよ」と言って麗奈ちゃんの席に行こうとするが「大丈夫」エリカちゃんが言った。
「私が頼まれたことだから」とエリカちゃんが千春ちゃんの鞄を閉じ、私の隣に来て麗奈ちゃんの鞄を掴む。
「頼まれてないなら、やらない。それが茜のルール」知ってるでしょ、とエリカちゃんが言う。
「う、うん」
廊下から足音が聞こえ、北野さん、千春ちゃん、麗奈ちゃんが戻ってくる。
「エリカ~教科書入れてくれた?」千春ちゃんが腕組みしながらエリカちゃんに近寄る。
「う、うん…入れ、たよ」
エリカちゃんが変わった。さっきの声より声が細くなった。まるで、千春ちゃんを恐れるように言った。
「ちょっと!」麗奈ちゃんが麗奈ちゃんの鞄で机を叩く。
「教科書入ってないじゃない!!」
エリカちゃんが目を伏せる。
「私のにも入ってないんだけど…」千春ちゃんがエリカちゃんを睨む。
「へぇ~エリカ、またサボりですか」千春ちゃんもエリカちゃんを睨む。
ピリピリしたこの空気に私が居ていいのか、と思ってしまう。
「エリカ、いい加減にしてよ。頼んだんんだから」北野さんがエリカの机を蹴る。麗奈ちゃんが教室の後ろに行き、後ろに展示してあるエリカちゃんの作品を破る。
「あっははは!きったねぇ作品!!目障りだわ!あ~すっきり」
そこまでする必要ある?
千春ちゃんが北野さんの近くに行きエリカちゃんの机に座り、足組みをしながら頬杖を突く。する。
「エリカ、どんな気分?」
エリカちゃんが涙を流す。口が「やめて」と言っている。
「いい加減にして…」私が、小さく言う。
そして近くにあった机を殴る。
「いい加減にしてよっ!!!!」
北野さん、千春ちゃん、麗奈ちゃんが顔を顰める。
「エリカちゃんは、アンタたちの奴隷じゃないの!一人前の人間だよ?自分が自分のことをやらないのが悪いんだよ金持ちが!!!!!」
自分がどれだけいけないことをしているのか理解している。でも、腹が立って仕方なかった。なんでエリカちゃんが、そんなことされなきゃいけないの。なんでエリカちゃんがそんなことしないといけないの。なんで、なんでなんでなんで。
「遠藤さん?」千春ちゃんが立ち、私に近づく。
「ここの校則、覚えてる?私と麗奈には別にいいけど、茜にはだめ。許されない」千春ちゃんの顔がもっと険しくなる。
「知ってるし、覚えてる。許されなくていいし、それは校則って言うより、勝手にアンタたちが決めたルールだよね?アンタたちにルールを決める権利があるなら、私たちもそう言う権利はあるんでしょうね?」腹が立ちすぎて、でも少しドキドキとしていて、喋るのが早くなる。
「千春、もういい。ありがとう。エリカ、アンタが言ったんだよね?遠藤さんに、そうしろと。遠藤さんはそんなことする人じゃない」北野さんが言う。
エリカちゃんが目をぎゅっと瞑る。軽く、エリカちゃんが頷く。私を、私なんかの部外者を、エリカちゃんを庇おうとした私を、エリカちゃんが庇ってくれている。そんな理不尽なことにはさせない。絶対に。私が、彼女を救うんだ。こんな地獄から。
「エリカちゃんは、なんも私に言ってない。言ってたとしても私はそもそもそういうの、従わないタイプだから」
「じゃあ、なんでさっきみたいなこと…」 麗奈ちゃんが北野さんに近寄る。
「こっちが聞きたい。エリカちゃんが教科書入れる作業をアンタたちのためにやんなかっただけで、あんなことしてっ!」でもまだ聞きたいことはあった。
「あと、エリカちゃんは、確実に教科書を、北野さんたちの鞄に入れていたよ。なのに…」
すると、エリカちゃんが口を開けた…「本当は入れてなかった。入ってるものを、そのままにしていた」
「なんでそんなことしてバレないと思ったの?ウケるんだけどほんとエリカは……」麗奈ちゃんが半笑いで言う。
バンッ
何かが当たる音がする。そして気づいた。その音を出したのは私だって。
私が、麗奈ちゃんを殴った。麗奈ちゃんの頬に、薄く痣ができていた
自分がやったことの重さに改めて気づき、口を手で覆う。
「ごめん、麗奈ちゃん、私…そんなつもりじゃ…」
麗奈ちゃんが私を睨む。
「せっかく仲良くなろうと思ったのに、殴る奴とは一緒に入れないわ」北野さんが鞄を持ち、麗奈ちゃんと千春ちゃんに手招きをする。
「エリカと遠藤さんは来ないでいいよ」千春ちゃんが言い、3人が教室を去る。
「麗奈、大丈夫?」という声が聞こえる。さっきより、全然優しい声。
3人が去った後の教室は静かだった。エリカちゃんと、私だけ。
すると、「うわぁぁぁん」とエリカちゃんが声をあげ、泣き崩れる。
「ごめんなさい。本当にごめんなさい。私のせいでっ…」エリカちゃんが目を手で覆う。
違う。エリカちゃんのせいじゃないよ。あのまま、私が何もしてなかったら、あの4人だけで解決できたかもしれないにに。涙が溢れ出た。鼻が熱い。「恐かった」なんて言えない。私が勝手に首突っ込んだことだから、あの事について勝手な感想を言う権利はない。
「本当にごめんなさい」

作者メッセージ

初心者なのでいろいろ文章おかしいですが物語の進み具合だけでも伝わってくれると嬉しいです(語彙力

2023/12/01 23:23

なまえがない。
ID:≫ dn7vvfxMXq.OU
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暴力表現#学園 #高校生 #青春

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