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会長、とろさーもんさん、ピカッさんに教えないでください
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ある日、会長のTwitterに、こんなツイートが投稿された。
『俺の金ピカコスチュームがないんだけど。』
投稿された画像にはたしかに金のコスチュームはなくなっていた。
数十分後、会長のツイートを見て自分の金のコスチュームを確認したところ、会長と同様に自分の金のコスチュームがなくなっていた。
グループ通話にて
会長「俺の金ピカコスチュームがなくなったんだけど、とろさ、ピカチュウ、なにか知らない?」
ピカッ「知るわけがない」
とろさ「あれはマジでなくなっていてビビった」
とろさ「あとそれと僕に変な手紙が届いたんだけど。」
ピカッ「どんな手紙が?」
とろさ「待ってね、今確認する。」
とろさーもんが封筒を開けた途端、とろさーもんの声が消えた。
会長「とろさ?」
ピカッ「封筒を開けた瞬間に消えたな。」
しばらく考えたあとに、2人は自分の手元になにか封筒があることに気づいた。
会長「これって……」
ピカッ「封筒だな。」
会長「この封筒を開けてとろさはいなくなった。
もしかしてこの先に金ピカコスチュームの手がかりが……?」
会長は手元にある封筒を開けた。
ピカッ「…………………」
ピカッ「たしかめてみるのもいいかもな」
ピカッは手元にある封筒を開けた。
ナイトレイブンカレッジにて、クロウリーは誰かと電話していた。
クロウリー「今なんて?」
男「ですから我がクローディア学園に留学生を送ってみてはどうですか?」
クロウリー「留学生ですか……別に構いませんが、勝手にそんなことをしてもいいのですか?」
男「いいですとも!きっと学園長はいいと言ってくれます。」
クロウリー「なら大丈夫ですね。」
1時間後、緊急の集会が開かれた。
エース「緊急の集会ってなんだろ?」
デュース「さぁな」
ケイト「まぁなにかあるのは確定だよね〜」
そんなことを話していると、講場にクロウリーがやってきた。
クロウリー「えーコホン、突然ですが、我がナイトレイブンカレッジは私立クローディア学園に留学生を送ることにしました。」
その声に講場は戸惑いの声が多数上がった。
ケイト「えっ、クローディアに?マジか〜」
エース「ケイト先輩知っているんですか?」
ケイト「うん、まぁね〜」
デュース「有名なところなんですか?」
ケイト「いい意味と悪い意味の両方で有名なところだよ。」
エース「どんな意味なんですか?」
ケイト「まずいい意味は勉強とスポーツ両方に秀でた人物が多いということ。それとこの学園は自由さがうりでバイトはもちろん配信者活動もOKなんだとか。」
エース「フツーにいい学園じゃないですか。」
デュース「これのどこに悪い意味があるんですか?」
ケイト「さっき自由さがうりって言ったじゃん。あれ実は……」
トレイ「無法地帯ってところか?」
突然聞こえたトレイの声にケイトとエースとデュースは驚いた。
エース「トレイ先輩!」
デュース「クローバー先輩!」
ケイト「トレイ、いつからそこに?」
トレイ「さっきからだ。少し不穏な言葉が聞こえてね。」
ケイト「そう。」
ケイト「それで話を戻すと、さっき自由さがうりって言ったじゃん。あれ、ある程度成績がよくないと利用できないし、あと生徒の競争心を煽るために多少よくないことをしても許されるんだよね〜」
エース「うわー前言撤回。絶対行きたくねー」
ケイト「だよね〜実際オレも行きたくないな〜」
エース「でもケイト先輩、学園長が出てきたってことは俺らの誰かがそのクローディア学園ってところに行くんですよね?」
ケイト「たぶんね。」
エース「うわー絶対行きたくない!」
デュース「たとえ選ばれたとしても一生懸命頑張るのみだ!」
エース「デュース、それマジ?俺は絶対行くのごめんだね!」
話していると、クロウリーがなにかを話し始めた。
クロウリー「静粛に!皆さん言いたいことはあると思いますが、実はもう、私立クローディア学園に送る人を決めて来ました。発表します!私立クローディア学園に行く人物は!」
クロウリー「イデア・シュラウドくん、トレイ・クローバーくん。この2人です!」
クロウリーがそういうと、会場はざわめきだした。
クロウリー「静粛に!皆さん静粛に!
トレイ・クローバーくん、イデア・シュラウドくんは前へ。」
トレイ「はい。」
トレイはクロウリーの前に行った。
イデア「………………」
イデアはなぜか怖がって震え出してしまった。
イデア「嫌だ!!絶対に嫌だ!!行きたくない!!」
その発言に会場全体がどよめいた。
クロウリー「シュラウドくん。これは名誉なことなんですよ!この名誉が欲しくないんですか!?」
イデア「そ、そんな名誉いらない!!」
イデア「そこに行くくらいなら死んだ方がマシだよ!」
クロウリーはどうしたものかと思っていると、誰か1人手を挙げているのに気づいた。
手を挙げた人物はリドルだった。
リドル「学園長、それはボクが代わりに行きましょう。」
その発言に会場中がざわめいた。
全員「!?」
エース「寮長!?」
ケイト「リドルくんそれマジ?」
リドル「本当だ。さぁどうする?」
イデア「か、変えられるものなら変えて!お願い!」
クロウリー「……シュラウドくんはこう言ってますが、本当にいいのですね?」
リドル「はい、それで構いません。」
クロウリー「わかりました。では、学園に行く生徒が変更したことを伝えておきましょう。」
クロウリー「トレイ・クローバーくん、リドル・ローズハートくんはあとで私のところに来るように。」
クロウリー「今日はこれにて解散です。」
会場にいた人達が各自自分の寮に帰って行った。
全校集会が終わって数時間後、イデアはモストロ・ラウンジに呼び出された。
イデア「……アズール氏、こんな夜遅くに呼び出してなんの用?メンテナンスなら3日前にしたよね?」
アズール「理由ならイデアさんがよくわかっているのでは?」
イデア「……もしかして全校集会の時のあの態度?」
アズール「そうです。
イデアさんが参加を嫌がることはありましたが、参加を拒否することはありませんでしたから、なにか理由があるのかと思ったんです。」
イデア「……学園長は私立クローディア学園に留学生を送るって言っていたよね?」
アズール「はい。言っていましたが、それがどうかしたんですか?」
イデア「それはちょっとおかしいんだよね。」
「だって………………」
イデア「私立クローディア学園は、5年前に廃校になっているから……」
アズール「どういうことです?」
イデア「廃校になる1年くらい前からクローディア学園は異常なまでに積極的に留学生を受け入れ始めた。
そして、留学してから10日後にある人から学園長室に呼び出されるんだ。」
アズール「それがどうかしたんですか?」
イデア「そこから戻ってきたやつは誰もいなかったんだ。」
アズール「!!」
アズール「戻ってきた人がいないならなんでその情報をイデアさんが?」
イデア「好奇心かなにかで部屋を覗いた人がいて、そこから漏れたんじゃないかな。」
アズール「では、私立クローディア学園には秘密があると。」
イデア「そういうこと。」
イデア「その証拠にほら……」
イデアは私立クローディア学園で起きた事件の記事を見せた。
アズール「これは……」
ある部屋で白い髪をした人が手紙の整理をしていた。そこに白衣をきた元気いっぱいの女の子がやってきた。
打ち止め「なにをしているのとミサカはミサカはあなたに適当に聞いてみたり」
一方通行「……手紙の整理だ。やるよ。」
アクセラレータは、ラストオーダーに自身に届いた手紙の束を渡した。
しばらくは封筒を破く音が聞こえたがある封筒を開けた途端に聞こえなくなった。
一方通行「?」
アクセラレータは封筒が置きっぱなしになっているところを調べた。すると、かなり雑に破かれた封筒の中にひとつだけ、未開封の状態の封筒があった。
封筒を開けてみると、なぜか、どこかわからない場所にいた。
一方通行「どこだ……ここは?」
周りを見渡して見ると自分の他にも、同じ学校と思われる制服を着た男2人と、白髪で制服を着た女と、茶髪で眼帯をして制服着た女と黄色の髪をして、なにか角が生えた男がいた。
まずはあいつを探さないと思っていると、さっきの3人組のところから聞き慣れた声がした。
?「お姉ちゃん達とお兄ちゃんは誰?そしてどんな関係なの?とミサカはミサカは聞いてみたり。」
一方通行「!?」
?「かわいいー」
白髪の女はかわいいと言い、茶髪の女はオドオドしていて、黄色の髪をした男は無反応だった。
アクセラレータが声をかけるとラストオーダーはアクセラレータの方に向かって行った。
打ち止め「もーどこに行っていたのとミサカはミサカはあなたに怒ってみたり」
一方通行「……」
一方通行「で、そいつらは誰だ?」
打ち止め「わからないとミサカはミサカは素直に言ってみたり」
一方通行「そうか。」
打ち止め「じゃあ改めてお姉ちゃん達とお兄ちゃんの名前を教えてとミサカはミサカは言ってみたり」
?「?それって僕達のこと?」
打ち止め「そうだよとミサカはミサカは言ってみたり」
?「僕はとろさーもんだよ。よろしくね〜」
白い髪をして制服を着た人は自分の名前を名乗った。
とろさーもん「で、こいつがー」
?「俺は会長こと会長希少種です。」
茶色い髪で眼帯をして制服を着た人は自分の名前を名乗った。
打ち止め「会長希少種と言う名前なんてとっても長いね~!とミサカはミサカはあなたに対して単刀直入に感じた名前の感想を述べてみたり!」
会長「言いづらかったら会長でいいよ。」
打ち止め「わかったーとミサカはミサカは素直に感謝の意を述べてみたり」
とろさーもん「それでーこいつがー」
?「……………………」
黄色の髪をした男は何も反応しなかった。
とろさーもん「ピカーーピカも自己紹介しなよー」
ピカ「………………ピカッ。」
黄色の髪をした男は自分の名前を名乗った。
とろさーもん「少なっ」
ピカッ「他に何を言えばいい?」
とろさーもん「うーん、思いつかない。」
その言葉にピカッはクスッと笑った。
とろさーもん「それで君達はなんていうの?」
一方通行「|一方通行《アクセラレータ》だ。」
アクセラレータは自分の名前を名乗った。
一方通行「それとこいつは…………」
一方通行「今はミサカでいい。」
アクセラレータはラストオーダーの名前とは別の名前を言った。
とろさーもん「へーミサカちゃんって言うんだーかわいい名前だねー」
そんなことを話していると、学園の関係者らしき人が話しかけてきた。
「皆様、入学式を行うので体育館まで来てください。」
そう言われたあと、その場にいた人達はそのまま体育館まで案内された。
そして入学式が終わったあと、様々な設備とルールの説明をされた。
そして各自、寮に向かって行った
それからしばらくして寮の前に行くと、同じ制服を着た男2人と、さっきの3人がなにやら言い合いをしていた。
一方通行(今度はなんだ……)
アクセラレータが近づいて話しかける前にラストオーダーが近づいて話しかけた。
打ち止め「喧嘩はダメーってミサカはミサカは間に入ってあなた達に大声で言ってみたり」
その場にいたアクセラレータ以外の人達がラストオーダーの方を向いた。
ピカッ(さっきの……)
会長「あれ?さっきの……」
とろさーもん「ミサカちゃん、どうしたの?」
打ち止め「喧嘩しちゃダメだとミサカはミサカはあなたに言ってみたり」
とろさーもん「喧嘩じゃないよ、寮の一番広い部屋を誰が使うか話していたんだ。」
打ち止め「それなら――」
一方通行「それなら俺達2人でその部屋を使う。どうだ?なんか文句あんのか?」
ラストオーダーがなにかを言うのを遮ってアクセラレータが言った。
打ち止め「ちょっと!それ私が言おうとしていたのに!とミサカはミサカはあなたに抗議してみたり!」
会長「それだと2人でひとつの部屋使うことになるけどいいの?」
打ち止め「いいの!むしろこの人は誰にも渡さないとミサカはミサカは宣言してみたり!」
会長「そうか。」
?「話がまとまったところで今日はこれでいいかい?」
赤い髪をして背が小さい男がそう言うと、みんなが同意してこの場は解散となった。
荷物の片付けが済んだ初日深夜、とろさーもんと会長は眠れなかった。
とろさーもんは構内を散歩することにした。
とろさーもん「夜の学校は誰もいなくてシーンとしてるなー」
そう思いながら歩いていると、どこからかクチャクチャと音がした。
とろさーもん「?なんの音?」
音がどこから聞こえているのか気になり、しばらく歩いていると、ひとつだけ、明かりがついている部屋があった。
なんで明かりが?と思いながらも覗いてみた。
すると、そこにはなにかを食べている少女の姿があった。そしてそのすぐそばには、たくさんの骨が積まれていた。
あまりの怖さにとろさーもんは逃げだした。
とろさーもん(え、なにあれ?あの子はなにを食べていたの?)
とろさーもんは逃げ切ったあとでこう思った。
とろさーもん(もしかしてこの学園、かなりやばい?)
一方そのころの会長
眠れなかったので、会長は配信することにした。深夜で雑談配信にもかかわらず、多くの人が見に来ていた。
質問に答えたり、雑談を楽しんだあと、こんなコメントがあった。
『会長さんって今どこにいるんですか?』
『どこってそれは家でしょ』
『なに当たり前のこと聞いてんのw』
会長「僕ー今ー違うところにいるんですよ」
『え、マジで?』
『どこどこ!?』
『早く教えてー』
というコメントが相次いだあとにこう答えた。
会長「たしか、私立クローディア学園」
会長が学園の名前を言うと、チャット欄には困惑の声が多くあがった。
『えっ!?』
『やばくね?』
『会長、そこやばくないですか?』
会長「えっ、ここなんかやばい噂があるの?」
『やばいどころじゃないよ!』
『会長逃げて!』
『やばくね?』や『会長逃げて!』などのコメントが相次ぐなか、こんなコメントがあった。
『会長さんは私立クローディア学園の人喰い少女の伝説を知っていますか?』
会長「なにそれ初めて聞いた。」
『私立クローディア学園には、夜になると、獲物を求めて動き出す少女がいるという話です。』
『まぁ、ただの噂ですよ。』
『本当にあったらと思って言ってみただけです。』
会長「な〜んだ、ただのうわ……」
会長が言い終える前になぜか、部屋のドアが開く音がした。
『えっ……』
『なんで……』
『会長、部屋に誰かを呼んだのですか?』
会長「いや、誰も……ピカチュウは寝てるしとろさーもんは部屋にいない……はずだけど……」
そう言って会長は振り返った。
すると、そこには、少女のようなものをしたなにかが立っていた。
会長「うわあああああああ!!」
思わず会長は逃げ出し、すぐ近くのピカッの部屋に逃げ込んだ。
ちなみに鍵はかけた。
会長「ふぅー、危なかったー」
会長が安心した途端に電気がついて、また別の危ない予感がした。
ピカッ「こんな夜中になに騒いでんの?会長。」
声がした方を見ると、そこには怒っているピカッがいた。
会長「いや、これは……」
ピカッ「さっきの叫び声はなに?叫ぶなら時間帯を考えてと……」
ピカッが何かを言い終える前に部屋のドアを叩く音がした。
ピカッ「まったく……誰だこんな夜中に……」
ピカッは自分の部屋のドアを開けようとしたが、開けるのをやめるように会長に言われた。
会長「ピカチュウ!開けちゃダメだ!」
ピカッ「?会長なにを言って……」
ピカッがドアを開ける前になぜか勝手にドアが開いた。
ピカッ「?」
そしてピカッの前に少女のようなものが現れた。
ピカッ「えっ……」
会長「うわあああああああ!!」
気がついたら、朝になっていた。
会長、ピカッ「うっ……」
会長「なんかひどい夢を見てた気がする。」
ピカッ「奇遇だな、俺もだ。」
しばらくして、会長はなにかを思い出した。
会長「あっ、配信切らないと、それと生存報告もしないと……」
そう言って会長はピカッの部屋を出て、自分の部屋に戻って行った。
会長が部屋を出たあと、ピカッはあることに気づいた。
ピカッ(なんで俺……ずぶ濡れになっているんだ?)
なぜかピカッの体が全身ずぶ濡れになっていた。
一方その頃、会長は配信を切って、生存報告ツイートをしたところで、ドアをノックする音がした。
誰だ?と思ったが、数時間前のことがあったので、慎重にドアを開けた。
そこにいたのは、昨日言い合いをした2人の内の1人で、赤い髪の男だった。
会長「お前は……昨日の……」
?「こんなところでなにをしているんだい?
全校集会が始まる時間はとっくにすぎているよ。」
会長「えっ?」
そう言われてスマホを見ると、集会が始まる時間から1時間くらいすぎた時間が表示された。
会長「やばっ、今すぐ行きまーす!」
会長は慌てて身支度を整えて、集会が行われている場所に行った。
会長が留学生達が集まっている場所に行くと、唐突にスピーカーから声が流れた。
?「みんなーこんにちはーフィーネだよー」
スピーカーから女の子の声が流れた。
フィーネ「今日はみんなに伝えたいことがあるのー!
それは〜なんと!この学園に〜留学生が来てくれました〜みんなー仲良くしてねー」
フィーネがそう言うと、歓声があがった。
フィーネ「で〜は〜留学生のみんなにお名前を……」
一方通行「待った。姿を見せねぇやつに名乗るやつがどこにいる。」
留学生達の自己紹介に入ろうとしたところをアクセラレータが止めた。
全員の視線がアクセラレータの方を向いた。
フィーネ「えーと……」
何も言えずにいるフィーネをある人物の一言がトドメを刺した。
?「たしかに、言い方は悪いが、彼の言う通りだよ。」
?「なにか反論があるなら出てきたらどうだ?」
赤い髪の男と深緑の髪をしてメガネをかけた男が交互に言った。
フィーネ「…………………………」
フィーネ「ふーんだ!私の姿見て後悔しないでよね!」
そう言ってフィーネは出てきたあと、自慢げにポーズをとった。
フィーネの姿は5歳くらいの金髪の女の子だった。
フィーネ「私はフィーネ・アース!この学園の学園長なのだー!」
フィーネは自分の名前を言うと、さらに自慢げにポーズをとった。
アクセラレータとラストオーダー以外の留学生達は、フィーネの姿見て絶句した。
?(こ、子供!?)
赤い髪の男と深緑の髪の男は思わず2回見た。
とろさーもん(あれって昨日の……)
会長(昨日、俺が配信してる時に現れた……)
ピカッ(昨日、俺の前に現れた……)
とろさーもん、会長、ピカッの3人は、この学園にはなにか秘密があるのでは?と思い始めていた。
『俺の金ピカコスチュームがないんだけど。』
投稿された画像にはたしかに金のコスチュームはなくなっていた。
数十分後、会長のツイートを見て自分の金のコスチュームを確認したところ、会長と同様に自分の金のコスチュームがなくなっていた。
グループ通話にて
会長「俺の金ピカコスチュームがなくなったんだけど、とろさ、ピカチュウ、なにか知らない?」
ピカッ「知るわけがない」
とろさ「あれはマジでなくなっていてビビった」
とろさ「あとそれと僕に変な手紙が届いたんだけど。」
ピカッ「どんな手紙が?」
とろさ「待ってね、今確認する。」
とろさーもんが封筒を開けた途端、とろさーもんの声が消えた。
会長「とろさ?」
ピカッ「封筒を開けた瞬間に消えたな。」
しばらく考えたあとに、2人は自分の手元になにか封筒があることに気づいた。
会長「これって……」
ピカッ「封筒だな。」
会長「この封筒を開けてとろさはいなくなった。
もしかしてこの先に金ピカコスチュームの手がかりが……?」
会長は手元にある封筒を開けた。
ピカッ「…………………」
ピカッ「たしかめてみるのもいいかもな」
ピカッは手元にある封筒を開けた。
ナイトレイブンカレッジにて、クロウリーは誰かと電話していた。
クロウリー「今なんて?」
男「ですから我がクローディア学園に留学生を送ってみてはどうですか?」
クロウリー「留学生ですか……別に構いませんが、勝手にそんなことをしてもいいのですか?」
男「いいですとも!きっと学園長はいいと言ってくれます。」
クロウリー「なら大丈夫ですね。」
1時間後、緊急の集会が開かれた。
エース「緊急の集会ってなんだろ?」
デュース「さぁな」
ケイト「まぁなにかあるのは確定だよね〜」
そんなことを話していると、講場にクロウリーがやってきた。
クロウリー「えーコホン、突然ですが、我がナイトレイブンカレッジは私立クローディア学園に留学生を送ることにしました。」
その声に講場は戸惑いの声が多数上がった。
ケイト「えっ、クローディアに?マジか〜」
エース「ケイト先輩知っているんですか?」
ケイト「うん、まぁね〜」
デュース「有名なところなんですか?」
ケイト「いい意味と悪い意味の両方で有名なところだよ。」
エース「どんな意味なんですか?」
ケイト「まずいい意味は勉強とスポーツ両方に秀でた人物が多いということ。それとこの学園は自由さがうりでバイトはもちろん配信者活動もOKなんだとか。」
エース「フツーにいい学園じゃないですか。」
デュース「これのどこに悪い意味があるんですか?」
ケイト「さっき自由さがうりって言ったじゃん。あれ実は……」
トレイ「無法地帯ってところか?」
突然聞こえたトレイの声にケイトとエースとデュースは驚いた。
エース「トレイ先輩!」
デュース「クローバー先輩!」
ケイト「トレイ、いつからそこに?」
トレイ「さっきからだ。少し不穏な言葉が聞こえてね。」
ケイト「そう。」
ケイト「それで話を戻すと、さっき自由さがうりって言ったじゃん。あれ、ある程度成績がよくないと利用できないし、あと生徒の競争心を煽るために多少よくないことをしても許されるんだよね〜」
エース「うわー前言撤回。絶対行きたくねー」
ケイト「だよね〜実際オレも行きたくないな〜」
エース「でもケイト先輩、学園長が出てきたってことは俺らの誰かがそのクローディア学園ってところに行くんですよね?」
ケイト「たぶんね。」
エース「うわー絶対行きたくない!」
デュース「たとえ選ばれたとしても一生懸命頑張るのみだ!」
エース「デュース、それマジ?俺は絶対行くのごめんだね!」
話していると、クロウリーがなにかを話し始めた。
クロウリー「静粛に!皆さん言いたいことはあると思いますが、実はもう、私立クローディア学園に送る人を決めて来ました。発表します!私立クローディア学園に行く人物は!」
クロウリー「イデア・シュラウドくん、トレイ・クローバーくん。この2人です!」
クロウリーがそういうと、会場はざわめきだした。
クロウリー「静粛に!皆さん静粛に!
トレイ・クローバーくん、イデア・シュラウドくんは前へ。」
トレイ「はい。」
トレイはクロウリーの前に行った。
イデア「………………」
イデアはなぜか怖がって震え出してしまった。
イデア「嫌だ!!絶対に嫌だ!!行きたくない!!」
その発言に会場全体がどよめいた。
クロウリー「シュラウドくん。これは名誉なことなんですよ!この名誉が欲しくないんですか!?」
イデア「そ、そんな名誉いらない!!」
イデア「そこに行くくらいなら死んだ方がマシだよ!」
クロウリーはどうしたものかと思っていると、誰か1人手を挙げているのに気づいた。
手を挙げた人物はリドルだった。
リドル「学園長、それはボクが代わりに行きましょう。」
その発言に会場中がざわめいた。
全員「!?」
エース「寮長!?」
ケイト「リドルくんそれマジ?」
リドル「本当だ。さぁどうする?」
イデア「か、変えられるものなら変えて!お願い!」
クロウリー「……シュラウドくんはこう言ってますが、本当にいいのですね?」
リドル「はい、それで構いません。」
クロウリー「わかりました。では、学園に行く生徒が変更したことを伝えておきましょう。」
クロウリー「トレイ・クローバーくん、リドル・ローズハートくんはあとで私のところに来るように。」
クロウリー「今日はこれにて解散です。」
会場にいた人達が各自自分の寮に帰って行った。
全校集会が終わって数時間後、イデアはモストロ・ラウンジに呼び出された。
イデア「……アズール氏、こんな夜遅くに呼び出してなんの用?メンテナンスなら3日前にしたよね?」
アズール「理由ならイデアさんがよくわかっているのでは?」
イデア「……もしかして全校集会の時のあの態度?」
アズール「そうです。
イデアさんが参加を嫌がることはありましたが、参加を拒否することはありませんでしたから、なにか理由があるのかと思ったんです。」
イデア「……学園長は私立クローディア学園に留学生を送るって言っていたよね?」
アズール「はい。言っていましたが、それがどうかしたんですか?」
イデア「それはちょっとおかしいんだよね。」
「だって………………」
イデア「私立クローディア学園は、5年前に廃校になっているから……」
アズール「どういうことです?」
イデア「廃校になる1年くらい前からクローディア学園は異常なまでに積極的に留学生を受け入れ始めた。
そして、留学してから10日後にある人から学園長室に呼び出されるんだ。」
アズール「それがどうかしたんですか?」
イデア「そこから戻ってきたやつは誰もいなかったんだ。」
アズール「!!」
アズール「戻ってきた人がいないならなんでその情報をイデアさんが?」
イデア「好奇心かなにかで部屋を覗いた人がいて、そこから漏れたんじゃないかな。」
アズール「では、私立クローディア学園には秘密があると。」
イデア「そういうこと。」
イデア「その証拠にほら……」
イデアは私立クローディア学園で起きた事件の記事を見せた。
アズール「これは……」
ある部屋で白い髪をした人が手紙の整理をしていた。そこに白衣をきた元気いっぱいの女の子がやってきた。
打ち止め「なにをしているのとミサカはミサカはあなたに適当に聞いてみたり」
一方通行「……手紙の整理だ。やるよ。」
アクセラレータは、ラストオーダーに自身に届いた手紙の束を渡した。
しばらくは封筒を破く音が聞こえたがある封筒を開けた途端に聞こえなくなった。
一方通行「?」
アクセラレータは封筒が置きっぱなしになっているところを調べた。すると、かなり雑に破かれた封筒の中にひとつだけ、未開封の状態の封筒があった。
封筒を開けてみると、なぜか、どこかわからない場所にいた。
一方通行「どこだ……ここは?」
周りを見渡して見ると自分の他にも、同じ学校と思われる制服を着た男2人と、白髪で制服を着た女と、茶髪で眼帯をして制服着た女と黄色の髪をして、なにか角が生えた男がいた。
まずはあいつを探さないと思っていると、さっきの3人組のところから聞き慣れた声がした。
?「お姉ちゃん達とお兄ちゃんは誰?そしてどんな関係なの?とミサカはミサカは聞いてみたり。」
一方通行「!?」
?「かわいいー」
白髪の女はかわいいと言い、茶髪の女はオドオドしていて、黄色の髪をした男は無反応だった。
アクセラレータが声をかけるとラストオーダーはアクセラレータの方に向かって行った。
打ち止め「もーどこに行っていたのとミサカはミサカはあなたに怒ってみたり」
一方通行「……」
一方通行「で、そいつらは誰だ?」
打ち止め「わからないとミサカはミサカは素直に言ってみたり」
一方通行「そうか。」
打ち止め「じゃあ改めてお姉ちゃん達とお兄ちゃんの名前を教えてとミサカはミサカは言ってみたり」
?「?それって僕達のこと?」
打ち止め「そうだよとミサカはミサカは言ってみたり」
?「僕はとろさーもんだよ。よろしくね〜」
白い髪をして制服を着た人は自分の名前を名乗った。
とろさーもん「で、こいつがー」
?「俺は会長こと会長希少種です。」
茶色い髪で眼帯をして制服を着た人は自分の名前を名乗った。
打ち止め「会長希少種と言う名前なんてとっても長いね~!とミサカはミサカはあなたに対して単刀直入に感じた名前の感想を述べてみたり!」
会長「言いづらかったら会長でいいよ。」
打ち止め「わかったーとミサカはミサカは素直に感謝の意を述べてみたり」
とろさーもん「それでーこいつがー」
?「……………………」
黄色の髪をした男は何も反応しなかった。
とろさーもん「ピカーーピカも自己紹介しなよー」
ピカ「………………ピカッ。」
黄色の髪をした男は自分の名前を名乗った。
とろさーもん「少なっ」
ピカッ「他に何を言えばいい?」
とろさーもん「うーん、思いつかない。」
その言葉にピカッはクスッと笑った。
とろさーもん「それで君達はなんていうの?」
一方通行「|一方通行《アクセラレータ》だ。」
アクセラレータは自分の名前を名乗った。
一方通行「それとこいつは…………」
一方通行「今はミサカでいい。」
アクセラレータはラストオーダーの名前とは別の名前を言った。
とろさーもん「へーミサカちゃんって言うんだーかわいい名前だねー」
そんなことを話していると、学園の関係者らしき人が話しかけてきた。
「皆様、入学式を行うので体育館まで来てください。」
そう言われたあと、その場にいた人達はそのまま体育館まで案内された。
そして入学式が終わったあと、様々な設備とルールの説明をされた。
そして各自、寮に向かって行った
それからしばらくして寮の前に行くと、同じ制服を着た男2人と、さっきの3人がなにやら言い合いをしていた。
一方通行(今度はなんだ……)
アクセラレータが近づいて話しかける前にラストオーダーが近づいて話しかけた。
打ち止め「喧嘩はダメーってミサカはミサカは間に入ってあなた達に大声で言ってみたり」
その場にいたアクセラレータ以外の人達がラストオーダーの方を向いた。
ピカッ(さっきの……)
会長「あれ?さっきの……」
とろさーもん「ミサカちゃん、どうしたの?」
打ち止め「喧嘩しちゃダメだとミサカはミサカはあなたに言ってみたり」
とろさーもん「喧嘩じゃないよ、寮の一番広い部屋を誰が使うか話していたんだ。」
打ち止め「それなら――」
一方通行「それなら俺達2人でその部屋を使う。どうだ?なんか文句あんのか?」
ラストオーダーがなにかを言うのを遮ってアクセラレータが言った。
打ち止め「ちょっと!それ私が言おうとしていたのに!とミサカはミサカはあなたに抗議してみたり!」
会長「それだと2人でひとつの部屋使うことになるけどいいの?」
打ち止め「いいの!むしろこの人は誰にも渡さないとミサカはミサカは宣言してみたり!」
会長「そうか。」
?「話がまとまったところで今日はこれでいいかい?」
赤い髪をして背が小さい男がそう言うと、みんなが同意してこの場は解散となった。
荷物の片付けが済んだ初日深夜、とろさーもんと会長は眠れなかった。
とろさーもんは構内を散歩することにした。
とろさーもん「夜の学校は誰もいなくてシーンとしてるなー」
そう思いながら歩いていると、どこからかクチャクチャと音がした。
とろさーもん「?なんの音?」
音がどこから聞こえているのか気になり、しばらく歩いていると、ひとつだけ、明かりがついている部屋があった。
なんで明かりが?と思いながらも覗いてみた。
すると、そこにはなにかを食べている少女の姿があった。そしてそのすぐそばには、たくさんの骨が積まれていた。
あまりの怖さにとろさーもんは逃げだした。
とろさーもん(え、なにあれ?あの子はなにを食べていたの?)
とろさーもんは逃げ切ったあとでこう思った。
とろさーもん(もしかしてこの学園、かなりやばい?)
一方そのころの会長
眠れなかったので、会長は配信することにした。深夜で雑談配信にもかかわらず、多くの人が見に来ていた。
質問に答えたり、雑談を楽しんだあと、こんなコメントがあった。
『会長さんって今どこにいるんですか?』
『どこってそれは家でしょ』
『なに当たり前のこと聞いてんのw』
会長「僕ー今ー違うところにいるんですよ」
『え、マジで?』
『どこどこ!?』
『早く教えてー』
というコメントが相次いだあとにこう答えた。
会長「たしか、私立クローディア学園」
会長が学園の名前を言うと、チャット欄には困惑の声が多くあがった。
『えっ!?』
『やばくね?』
『会長、そこやばくないですか?』
会長「えっ、ここなんかやばい噂があるの?」
『やばいどころじゃないよ!』
『会長逃げて!』
『やばくね?』や『会長逃げて!』などのコメントが相次ぐなか、こんなコメントがあった。
『会長さんは私立クローディア学園の人喰い少女の伝説を知っていますか?』
会長「なにそれ初めて聞いた。」
『私立クローディア学園には、夜になると、獲物を求めて動き出す少女がいるという話です。』
『まぁ、ただの噂ですよ。』
『本当にあったらと思って言ってみただけです。』
会長「な〜んだ、ただのうわ……」
会長が言い終える前になぜか、部屋のドアが開く音がした。
『えっ……』
『なんで……』
『会長、部屋に誰かを呼んだのですか?』
会長「いや、誰も……ピカチュウは寝てるしとろさーもんは部屋にいない……はずだけど……」
そう言って会長は振り返った。
すると、そこには、少女のようなものをしたなにかが立っていた。
会長「うわあああああああ!!」
思わず会長は逃げ出し、すぐ近くのピカッの部屋に逃げ込んだ。
ちなみに鍵はかけた。
会長「ふぅー、危なかったー」
会長が安心した途端に電気がついて、また別の危ない予感がした。
ピカッ「こんな夜中になに騒いでんの?会長。」
声がした方を見ると、そこには怒っているピカッがいた。
会長「いや、これは……」
ピカッ「さっきの叫び声はなに?叫ぶなら時間帯を考えてと……」
ピカッが何かを言い終える前に部屋のドアを叩く音がした。
ピカッ「まったく……誰だこんな夜中に……」
ピカッは自分の部屋のドアを開けようとしたが、開けるのをやめるように会長に言われた。
会長「ピカチュウ!開けちゃダメだ!」
ピカッ「?会長なにを言って……」
ピカッがドアを開ける前になぜか勝手にドアが開いた。
ピカッ「?」
そしてピカッの前に少女のようなものが現れた。
ピカッ「えっ……」
会長「うわあああああああ!!」
気がついたら、朝になっていた。
会長、ピカッ「うっ……」
会長「なんかひどい夢を見てた気がする。」
ピカッ「奇遇だな、俺もだ。」
しばらくして、会長はなにかを思い出した。
会長「あっ、配信切らないと、それと生存報告もしないと……」
そう言って会長はピカッの部屋を出て、自分の部屋に戻って行った。
会長が部屋を出たあと、ピカッはあることに気づいた。
ピカッ(なんで俺……ずぶ濡れになっているんだ?)
なぜかピカッの体が全身ずぶ濡れになっていた。
一方その頃、会長は配信を切って、生存報告ツイートをしたところで、ドアをノックする音がした。
誰だ?と思ったが、数時間前のことがあったので、慎重にドアを開けた。
そこにいたのは、昨日言い合いをした2人の内の1人で、赤い髪の男だった。
会長「お前は……昨日の……」
?「こんなところでなにをしているんだい?
全校集会が始まる時間はとっくにすぎているよ。」
会長「えっ?」
そう言われてスマホを見ると、集会が始まる時間から1時間くらいすぎた時間が表示された。
会長「やばっ、今すぐ行きまーす!」
会長は慌てて身支度を整えて、集会が行われている場所に行った。
会長が留学生達が集まっている場所に行くと、唐突にスピーカーから声が流れた。
?「みんなーこんにちはーフィーネだよー」
スピーカーから女の子の声が流れた。
フィーネ「今日はみんなに伝えたいことがあるのー!
それは〜なんと!この学園に〜留学生が来てくれました〜みんなー仲良くしてねー」
フィーネがそう言うと、歓声があがった。
フィーネ「で〜は〜留学生のみんなにお名前を……」
一方通行「待った。姿を見せねぇやつに名乗るやつがどこにいる。」
留学生達の自己紹介に入ろうとしたところをアクセラレータが止めた。
全員の視線がアクセラレータの方を向いた。
フィーネ「えーと……」
何も言えずにいるフィーネをある人物の一言がトドメを刺した。
?「たしかに、言い方は悪いが、彼の言う通りだよ。」
?「なにか反論があるなら出てきたらどうだ?」
赤い髪の男と深緑の髪をしてメガネをかけた男が交互に言った。
フィーネ「…………………………」
フィーネ「ふーんだ!私の姿見て後悔しないでよね!」
そう言ってフィーネは出てきたあと、自慢げにポーズをとった。
フィーネの姿は5歳くらいの金髪の女の子だった。
フィーネ「私はフィーネ・アース!この学園の学園長なのだー!」
フィーネは自分の名前を言うと、さらに自慢げにポーズをとった。
アクセラレータとラストオーダー以外の留学生達は、フィーネの姿見て絶句した。
?(こ、子供!?)
赤い髪の男と深緑の髪の男は思わず2回見た。
とろさーもん(あれって昨日の……)
会長(昨日、俺が配信してる時に現れた……)
ピカッ(昨日、俺の前に現れた……)
とろさーもん、会長、ピカッの3人は、この学園にはなにか秘密があるのでは?と思い始めていた。