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あいかとるかと、誰にも見えない空の下で

#2

ふたりだけの秘密

屋上の白い部屋で交わした、小さな約束――
「きらい、にならないでね」その言葉が、藍佳の胸にずっと残っていた。

放課後の教室。
藍佳はノートに目を落としながら、るかのことを思っていた。
るかはまだ話すことが苦手で、でも少しずつ、姉に気持ちを伝えようとしている。

ある日、屋上の白い部屋で、るかが手に小さな紙を握りしめて現れた。
「藍佳、これ……」と、るかは少し照れくさそうに手紙を差し出す。

その手紙には、るかの不器用だけど一生懸命な気持ちが綴られていた。
「ずっと、ずっと姉ちゃんのことが好きです」――その一言が、藍佳の心を震わせた。

藍佳は、そっとるかの手を握り返した。
ふたりだけの秘密の約束を胸に、これからもずっと一緒に歩いていくんだと。

2025/07/04 11:04

藍瑠
ID:≫ 21UXd1371f91U
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