未設定
長い長い階段を上がっていく。
横には友達の「ラムネ」がいる、この階段の先にある神社に行くんだ。
…まただ。
この階段を上っているときに、遠くから冷たい鉄のような音がする。
どこかで聞いたことがあるような…<鈴>のような音が聞こえる。
最初は神社で誰かがお参りしているのかと思った。けど、だれもいない。
ラムネちゃんと一緒にいられるのは良いけど、この場所はなんだか気味が悪かった。
でも…今日はなんだか音がいつもより大きい気がする。
「…ちゃん、ハルちゃん!」
「なっ何!?」
突然話しかけられてビックリしてしまう。
「今日のハルちゃん、顔色悪いよ?」
「えっそ、そう?私はいつも通りだと思ってたんだけど…」
「…あなたが大丈夫だというなら良いけど」
もうすぐで一番上だ。音はさっきよりもっと近くで聞こえる気がした。
「ついたよ!」
最後の段はラムネちゃんに引っ張られ、一番上に行った。
いつも見慣れている神社なのに…
神社の屋根の上に、「何か」がいる気がした。
「…っ!?」
…私は昔から、「見えてはいけないもの」、「この世界に居てはならないもの」、つまり「幽霊」が見える。
くっきり見えるわけではないけど、耳鳴りがしたり、そこにいるはずのない声が聞こえたりしていた。
怖い。
いつも親友と遊んでいる場所にいるなんて。今までは居なかったのに。
「…チハル?」
「!…何?」
「またあそこに座ってお話ししよ!」
「…うん」
砂を払い、二人で肩を寄せながら色々な話をした。
<鈴>の音も、何かを感じたことも、すっかり忘れていた。
たくさんはなして、夕日が辺りを照らし始めたとき。
《あのさ》
「…!?」
男かも女かも、判別できないような声が聞こえた。
「ハルちゃん…!?どうしたの…?」
〈 チリン 〉
「…?」
〈〈 チリン 〉〉
すぐ、近くで、聞こえる。
「…なんの音…?」
周りを見渡してもだれもいない、そもそも私たちは今、鈴何てもの持っていない。
「ハルちゃん…どうしたの…?」
〈〈 チリン 〉〉
耳の近くで鳴ったような感覚がし、耳を塞ぐ。
目を向けた先に誰かがいた。
どれだけ目を凝らしても、顔が見えない、それとも顔は見えないようになっているのか。
よく見ると、耳に<鈴>のついたピアスのようなものをつけている。
さっきから聞こえる音はあれだったのか。
少しずつ近づいてみてみる。
その人は、こちらを向き、耳から手をはずすようなジェスチャーをしてきた。
私はその人の言う通りにしようとした。
「ハルちゃん!!!」
耳を塞いだ手を通り抜けるくらいに大きな声だった。
私はすぐに我にかえり、ラムネちゃんの後ろに隠れた。
「ハルちゃん!どうしたの!?」
「あ…あそこに…人が…」
「人…?」
ラムネちゃんが、その人がいるところを必死に見つめているが、何もなかったのか諦めた様子だった。
「…そういえば」
「?」
「この神社って、神様がいるらしいよ。もしかしたら神様じゃない?」
…神様。いつどこでどのように生まれたのかわからない存在。考えたこともなかった。
《もしかして…僕のことが見えるの!?》
その人はそう話しかけてきた。
《んー…でも横の子には見えていないようだね》
《ねえ》
その人は急に目の前に瞬間移動してきたように目の前に来た。
《あ、ちなみに当たりだよ、横の子が言っていたことは》
あ、当たり…?なんの事…?
《僕はこの神社の神様と呼ばれている物だ》
「え…?」
「…チハル?誰と話してるの…?」
…神様。と言っても信じてくれるだろうか。今までの、色々な人にされてきたことを思い出して、吐き気がする。
「もしかして神様と…?…気を付けてね。神様はとても意地悪だよ」
「…え?」
その言い方は、まるで神様と話したことがあるような言い方だった。
横には友達の「ラムネ」がいる、この階段の先にある神社に行くんだ。
…まただ。
この階段を上っているときに、遠くから冷たい鉄のような音がする。
どこかで聞いたことがあるような…<鈴>のような音が聞こえる。
最初は神社で誰かがお参りしているのかと思った。けど、だれもいない。
ラムネちゃんと一緒にいられるのは良いけど、この場所はなんだか気味が悪かった。
でも…今日はなんだか音がいつもより大きい気がする。
「…ちゃん、ハルちゃん!」
「なっ何!?」
突然話しかけられてビックリしてしまう。
「今日のハルちゃん、顔色悪いよ?」
「えっそ、そう?私はいつも通りだと思ってたんだけど…」
「…あなたが大丈夫だというなら良いけど」
もうすぐで一番上だ。音はさっきよりもっと近くで聞こえる気がした。
「ついたよ!」
最後の段はラムネちゃんに引っ張られ、一番上に行った。
いつも見慣れている神社なのに…
神社の屋根の上に、「何か」がいる気がした。
「…っ!?」
…私は昔から、「見えてはいけないもの」、「この世界に居てはならないもの」、つまり「幽霊」が見える。
くっきり見えるわけではないけど、耳鳴りがしたり、そこにいるはずのない声が聞こえたりしていた。
怖い。
いつも親友と遊んでいる場所にいるなんて。今までは居なかったのに。
「…チハル?」
「!…何?」
「またあそこに座ってお話ししよ!」
「…うん」
砂を払い、二人で肩を寄せながら色々な話をした。
<鈴>の音も、何かを感じたことも、すっかり忘れていた。
たくさんはなして、夕日が辺りを照らし始めたとき。
《あのさ》
「…!?」
男かも女かも、判別できないような声が聞こえた。
「ハルちゃん…!?どうしたの…?」
〈 チリン 〉
「…?」
〈〈 チリン 〉〉
すぐ、近くで、聞こえる。
「…なんの音…?」
周りを見渡してもだれもいない、そもそも私たちは今、鈴何てもの持っていない。
「ハルちゃん…どうしたの…?」
〈〈 チリン 〉〉
耳の近くで鳴ったような感覚がし、耳を塞ぐ。
目を向けた先に誰かがいた。
どれだけ目を凝らしても、顔が見えない、それとも顔は見えないようになっているのか。
よく見ると、耳に<鈴>のついたピアスのようなものをつけている。
さっきから聞こえる音はあれだったのか。
少しずつ近づいてみてみる。
その人は、こちらを向き、耳から手をはずすようなジェスチャーをしてきた。
私はその人の言う通りにしようとした。
「ハルちゃん!!!」
耳を塞いだ手を通り抜けるくらいに大きな声だった。
私はすぐに我にかえり、ラムネちゃんの後ろに隠れた。
「ハルちゃん!どうしたの!?」
「あ…あそこに…人が…」
「人…?」
ラムネちゃんが、その人がいるところを必死に見つめているが、何もなかったのか諦めた様子だった。
「…そういえば」
「?」
「この神社って、神様がいるらしいよ。もしかしたら神様じゃない?」
…神様。いつどこでどのように生まれたのかわからない存在。考えたこともなかった。
《もしかして…僕のことが見えるの!?》
その人はそう話しかけてきた。
《んー…でも横の子には見えていないようだね》
《ねえ》
その人は急に目の前に瞬間移動してきたように目の前に来た。
《あ、ちなみに当たりだよ、横の子が言っていたことは》
あ、当たり…?なんの事…?
《僕はこの神社の神様と呼ばれている物だ》
「え…?」
「…チハル?誰と話してるの…?」
…神様。と言っても信じてくれるだろうか。今までの、色々な人にされてきたことを思い出して、吐き気がする。
「もしかして神様と…?…気を付けてね。神様はとても意地悪だよ」
「…え?」
その言い方は、まるで神様と話したことがあるような言い方だった。
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