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【/参/加/型/】 スパイ兼暗殺者グループ“《easyt》”

#5

FINALMISSION(物語はまだ続くよ!!!)

____START____

最終防衛の扉が開いた瞬間、
七人の前に広がったのは、赤い霧よりもさらに濃い“圧”だった。

ヴォォォォォ……

のあ「ひぃ……これ絶対ラスボスだよぉ……」

紫「気を抜くなよ。こさめが倒したさっきの十人とは格が違う」

朱「雰囲気がもうね、ラスボスって書いてある」

蒼「文字通りな!」

グレイスは震えながらも、皆の背中を押す。

グレイス「わ、私……空気読むモード……最大……!」

こさめは皆の前に一歩出る。
淡い灰色の髪が、霧に触れて揺れた。

こさめ「……自分が先に行く。皆様は……後ろにいて」

凛「守られる側も悪くない……けど、無茶したら怒るよ?」

こさめは静かに頷いた。

◆ ◆ ◆

巨大な部屋の中央。
そこには黒い装甲の機械兵――**最終防衛機構“ヴァルド”**が待ち構えていた。

ヴァルド「侵入……確認。生存率……0.001……」

蒼「低っ!!」

紫「もっと言い方あんだろ……!」

ヴァルドの全身が光り、床が震える。

こさめの目がまた細くなる……が。

――そのとき。

天井をぶち破る勢いで、上空から声が降ってきた。

??「はぁーい!遅れてごめーん!!」

ドンッ!!!!!

床に着地した衝撃で周囲の霧が晴れる。

のあ「ひゃあ!? だ、誰……?」

白髪がふわりと舞い、翠色の瞳がキラキラと輝く。

茶色のコート、赤いシャツ、ピンクベージュのズボン。
右手には宝石の埋まったステッキ。
左腰には日本刀“花型”。

??「こんちゃー!私はルーラ!神楽世ルーラね!覚えてほしいなー!」

蒼「天井から元気よく登場すな!!」

紫「登場シーンで全部持ってった!」

朱「かわいいのにインパクト強すぎる……」

凛「好き。連れて帰りた……」

紫「犯罪やめろ。」

こさめだけは目を瞬かせた。

こさめ「……貴方様、どうしてここに……?」

ルーラ「え?こさめ達がピンチって聞いたからー!
私、仲間は助ける派なんで!あと甘い物もらえるって聞いた!」

朱「理由が軽い!!」

ルーラはステッキを高く掲げた。

ルーラ「さ、手伝うよ!
“創造神(と書いてルーラーと読む!)”の力、見せちゃうね!」

ヴァルド「危険度……上昇。対象……神楽世ルーラ……要警戒……!」

蒼「また名指し!!なんで!?」

ルーラ「あ、私ねー……過去にこの研究所に……えっと……
うーん……いろいろ“愛情”受けてたから?」

皆「…………」

紫「いや絶対ろくでもないやつだろそれ……」

凛「愛情、ね……?」

ルーラは無邪気に笑う。

ルーラ「でも私、全部幸せな思い出だよ!
殴られたり薬飲まされたりしたけど……
“親がいない私への愛情だよ”って言われたし!」

のあ「そんなの愛情じゃないよぉ!!」

朱「聞いてて胃が痛いんだけど!!」

こさめは小さく眉を寄せ、そっとルーラの手を握った。

こさめ「……ルーラ様。自分たちが……本当の愛情、教える。」

ルーラ「え?何それ……嬉しい!」

蒼「ちょ、可愛いぞこの子!」

グレイス(小声)「守らなきゃ……」

◆ ◆ ◆

ヴァルド「排除……開始」

巨大砲が起動する。

こさめの時が止まる感覚が広がる――だが。

ルーラ「任せて!」

ステッキを振る。

「四大元素・創成《フォークリエイト》!!」

空気が渦巻き、
炎・水・風・土が一斉に形成される。


蒼「属性盛りすぎぃ!!」

ルーラ「ついでに物質創造……っと!」

空中に巨大な盾が生成され、砲撃を受け止める。

ズゥゥゥン!!!

こさめ「……すごい。貴方様……強すぎ」

ルーラ「えへへ!やったぁ褒められた!」

朱「単純でかわいい」

紫「どっちが妹だよ……」

凛「保護対象……そして観察対象……」

こさめ「……皆様、行く。自分とルーラ様で……切り開く。」

ルーラ「もちろん!私とこさめは最強ペアだよ!」

七人+ルーラが一斉に突撃する。

こさめの時間停止と、
ルーラの元素魔法&“花型”の斬撃が交差し、

霧が、大地が、空気さえも震えた。

◆ ◆ ◆

ヴァルド「警告……機能低下……」

蒼「よし!もう少し!」

朱「押し切っちゃえ!」

そのとき、ヴァルドが最後のエネルギーをチャージし始めた。

ヴァルド「最終攻撃……発射準備……」

紫「やばい、あれは……!」

ルーラは一歩前に出る。

「――愛憎《アイラブユー》」

翠色の瞳が光り、痛みに震える腕を押さえた。

ルーラ「いったぁ……このダメージ……返すね」

ヴァルドへ向け、そっと指を向ける。

ズドォォォォン!!!!

こさめ「……っ、ルーラ様……無茶……」

ルーラ「だいじょぶ……これくらい平気!」

凛「痛みに強すぎる……」

紫「図太いにもほどがある」

ヴァルドは膝をついた。

そして――

「……任務……失敗……」

巨大な影が、音もなく崩れ落ちた。

◆ ◆ ◆

蒼「勝った……!」

のあ「よかったぁぁ……!」

朱「みんなおつかれ〜♡」

ルーラは勢いよくこさめに抱きついた。

ルーラ「こさめー!がんばったねー!」

こさめ「……う、重い……でも……嫌じゃない」

凛「その距離感……羨ましい……」

紫「はいはい、嫉妬しないの」

グレイスはそっとルーラの頭を撫でた。

グレイス「ルーラちゃん……よく来てくれたね」

ルーラ「へへっ!皆、好きだよ!
ねぇ、お菓子食べに行こー!甘い物!!」

蒼「元気やなぁ!」

のあ「行く行く……甘いの食べたい……」

こさめも、ほんの少しだけ笑った。

こさめ「……皆様。次……帰る場所がある。
自分……それが一番……嬉しい」

八人の影が、霧の晴れた廊下に伸びていく。

――仲間が増え、
――守りたいものが増え、
彼らの旅は、まだ終わらない。

____END____

作者メッセージ

三話更新するか()

2025/12/11 22:35

meruku-q
ID:≫ 11GsR4EM2gvPY
コメント

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R-15 #暴力表現スパイ暗殺者殺し屋参加型R15

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