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【/参/加/型/】 スパイ兼暗殺者グループ“《easyt》”

#17

stage3

第三関門 ――《贄の円環》

第二関門を抜けた先。
通路は次第に白くなっていった。

石でも水でもない。
まるで骨の粉を踏みしめているような感触。

蒼「……空気、変わったな」
湖「異様な雰囲気...」
凛「……結界が、生きてる」

突き当たりに現れたのは、
巨大な円形空間。

天井は見えず、
床一面に――人の名前が刻まれている。

瑚羽「……名前……?」
ゆら「……いっぱい……」

都「……“死んだ者”の刻印だな」

中央には、
三重の円陣と、
その中心に――黒い台座。

匿乃「……第三関門」
匿乃「ここは、“能力”じゃなく――」

低い声が、空間に響いた。

???『――“代価”を選べ』

全員の足元の円陣が、淡く光る。

翼「やだやだやだ〜!?なにそれ聞いてない!」
亜憐「ふふ……♡嫌な予感しかしないわねぇ」

蒼「……来るで!」

突如、
円陣ごとに分断される。

仲間の姿が、
薄い膜越しにしか見えなくなる。

瑚羽「え……!?み、みんな……!」
ゆら「……声、届かない……」

クロ「……チッ……」

空間が歪み、
それぞれの前に――敵が現れる。

だが、それは。

凛「……私……?」

凛の前に立っていたのは、
“狂気に染まった自分”。

亜憐「……あらやだ」
亜憐の前には、
血塗れで笑う亜憐自身。

亜憐「最高じゃない♡」

ルーラの前には、
白衣の大人たち。

ルーラ「……っ」

琉璃は、
目覚まし時計の山に囲まれている。

琉璃「……やだ……起きたくない……」

____

??「さあさあ本日の目玉商品!中性的な顔立ちをした紫髪の少年!5000万円からスタート!」

_次々と競り合いが始まっていく中__
湖「ぃやだ、、ぅ゙、、僕は、、商品なんかじゃっ゙、、、、」


そして――

のあの前。

小さな円陣の中。

立っていたのは、
怒鳴る大人の影。

「泣くな」
「笑え」
「役に立て」

のあ「……っ……」

のあの血が、
勝手に滲み出る。

のあ「……いや……」

ノアは、別の円陣。

ノアの前には――
剣士の亡霊。

ノア「……」

剣士『お前は……まだ足りない』

ノア「……それ、何回目?」

剣士『守れなかっただろう』

ノアの手が、震える。

《関門の声》

『“最も弱い者を贄に捧げよ”』
『“そうすれば、全員が進める”』

一斉に、円陣が赤く光る。

瑚羽「……え……?」
ゆら「……贄……?」

蒼「……クソ……!」

匿乃は、動かない。
ただ、冷静に観察している。

匿乃(独白)
「……来たわね。
“誰を守るか”じゃなく、“誰を切るか”」

影たちが、
のあの円陣へ集まり始める。

翼「ちょ、ちょっと待って!?」
翼「一番小さいの狙うとか最低〜!!」

凛「……結界が邪魔で、助けられない」

湖「僕も、、、通り抜けられない、、、ッ」

のあ「……のあ……」
のあ「……やっぱり……いらない……?」

瑚羽「違う!!」
瑚羽「のあちゃんはいらない子じゃない!!」

声は、届かない。

ノア「……っ」

ノアは、一歩前に出る。

剣士『選べ』

ノア「……選ばない」

ノアは、刀を構える。

ノア「僕が、全部壊す」

剣士『愚かだ』

ノア「うん、よく言われる」

――霧一匁が唸る。

ノア「【奥義・最終ノ舞】」

花びらのような斬撃が、
円陣の壁を貫通。

蒼「なっ……!?」

結界が、ひび割れる。

匿乃「……ふふ」
匿乃「やっぱり規格外ね」

影たちが、
一斉にノアへ向かう。

のあ「ノアにぃに!!」

のあは、
自分の腕を深く切る。

のあ「……のあの……血……全部……!」

血が洪水のように溢れ、
巨大な血の槍へ。

のあ「いじめないで!!」

――ドンッ!!!

影をまとめて貫く。

のあ「……っ……いた……」

のあが膝をつく。

ノア「……っ!!」

ノアは、
結界を完全に切り裂き、
のあの元へ駆ける。

ノア「無茶しすぎ……!」

のあ「……でも……」
のあ「……一緒……行きたい……」

ノア「……当たり前でしょ」

その瞬間。

琉璃「……起こしたね……?」

夢の世界が、
空間全体を覆う。

ルーラ「……愛憎」

自分の痛みを、
関門そのものへ転送。

亜憐「ふふ……じゃ、締め♡」

朧月刀が、
床の“名前”を全て切り裂く。


湖緑は、囚われたまま、過去という名の鎖に繋がれていた。

凛「……毒、展開」

雨衣「……時間、停止」

蒼「全員、今や!!」

翼「るーかすー!!」

瑚羽「撃つよ!!」

ゆら「……怖くない……!」

都「……守る」

クロ「……今だ」

匿乃は、指を振る。

匿乃「……この関門、気に入らない」

――首を、切る仕草。

空間そのものが、崩壊した。

そして、湖緑は気を失ってしまったが、結界からは抜け出せた。

静寂。

床の名前が、消えていく。

蒼「……突破、やな」

のあは、ノアの服を掴む。

のあ「……のあ……贄……じゃなかった……?」

ノアは、少し困った顔で笑う。

ノア「うーん」
ノア「少なくとも、僕は選ばないかな」

のあ「……えへ……」

匿乃(独白)
「……選ばれなかった贄。
それが、いちばん厄介なのよ」

第三関門、突破。

だが――
ここから先は。

誰かが必ず“選ばされる”場所。

物語は、
もう“子どもを守れる世界”ではなかった。

作者メッセージ

データ消えて萎落ちしそうでしたがっとりあえずこの任務はもういちおー完結には持っていきまするその分みんな見てよ?頑張ったから()

2025/12/19 22:00

meruku-q
ID:≫ 11GsR4EM2gvPY
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R-15 #暴力表現スパイ暗殺者殺し屋参加型R15

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