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【/参/加/型/】 スパイ兼暗殺者グループ“《easyt》”

#15

stage 1>

―――――
朝と昼の境目。
空は薄曇りで、海の匂いが街路に滲んでいる。

甘味処を離れた一行は、港町の外れへ向かっていた。
観光客も来なくなった古い倉庫群。
錆びたレール、崩れかけた灯台、波に削られた石畳。

蒼「……今回の任務先やけどな」
蒼は歩きながら、指で地図を弾く。
蒼「旧港湾地下水路。
昔は避難路やったが、今は完全に封鎖されとる」

翼「地下〜?じめじめしてそう〜」
翼は羽をぱたつかせ、嫌そうに口を尖らせる。
翼「でも拷問部屋に使えそうでいいね♡」

凛「……やめなさい」

ゆらは少し後ろを歩きながら、きょろきょろと辺りを見ていた。
ゆら「ね、ねぇ……港ってさ、夜だと綺麗なんだよね?」
瑚羽「うん!星も映るし、波の音も好き!」
ゆら「……ふふ、そっか……」

都「……集中しろ。気配が二つある」

その言葉と同時に、
倉庫の屋根から、軽い拍手が落ちてきた。

???「あらやだ、バレちゃったぁ〜?」

紫色の長い髪が、ひらりと揺れる。
屋根の縁に腰掛けていたのは――
学ランに女物の羽織、口紅を引いた男。

亜憐「私は朧崎 亜憐。
コードネームは――odoro♡」

翼「うわ、濃っ!!」
湖「、、メンバー濃くないか、、?」
瑚羽「え、えっと……お、お化粧……?」
亜憐「可愛い反応ねぇ〜♡」

彼が屋根から降りると同時に、
もう一人、倉庫の影から小さく手を振る少女が現れる。

ちる「えっと……
恋毒ちる、です……よろしく……」

ゆら「あ……同い年くらい……?」
ちる「……うん……たぶん……」

匿乃が一歩前へ出る。
匿乃「……任務で合流する二人、ね」
亜憐「そ。灰被りさんの情報、助かってるわぁ〜」
匿乃「光栄ね。命があるうちに感謝しなさい」


亜憐は喉を鳴らして笑った。
亜憐「怖ぁ〜い♡」

凛「……雑談は後。
任務内容を共有する」

蒼「地下水路の奥に、第一関門がある」
蒼「昔の魔術封鎖門や。
解除せんと先に進めへん」

ルーラ「……つまり、力任せは不可?」
蒼「せやな」

地下への入口は、
半壊した倉庫の床下にあった。

琉璃「……すー……」
るうちゃん『……ルリ起こしたら、殴るからね〜』

翼「起こさない起こさない!?」

地下水路は、冷たく、暗い。
壁には古い魔法陣。
床には水が薄く張っている。

瑚羽「……ちょっと、怖い……」
亜憐「大丈夫よぉ〜♡
私が前、切り開いてあげる」
湖「すり抜けられそうな気はするけどね。」

ゆら「……あの……」
ちるが、ゆらをじっと見る。
ちる「……貴方、震えてる……」
ゆら「え……あ……」

ちる「……私も……最初、そうだった……」
ゆら「……ありがと……」

やがて、石の扉が現れる。
歪んだ月の紋章。

蒼「これが第一関門や」
凛「……罠、三重」
都「敵性反応、なし」

亜憐「じゃ、私が――」
凛「待ちなさい」

ちるが、一歩前に出る。
ちる「……これ、嘘ついてる……」
全員「?」

ちる「……門、“閉じてる”って言ってるけど……
本当は……開きたがってる……」

瑚羽「え……?」
ちるは、ぴこぴこはんまーを握る。
ちる「……少し、脅せば……いい」

――ゴン。

軽い音。
しかし次の瞬間、
魔法陣が静かに崩れ落ちた。

蒼「……解除、成功や」
翼「え、第一関門それだけ!?」

亜憐「ふふ……面白い子♡」
亜憐「お前、可愛いなぁ〜」

ちる「……やめて……」

ゆらは、扉の向こうを見つめる。
ゆら「……ね。
私、ちゃんと……ここにいていいのかな……」

瑚羽は、ゆらの手をぎゅっと握った。
瑚羽「一緒に来たんだもん。
一緒に進もう?」

ゆら「……うん」

匿乃は、少しだけ口角を上げる。
匿乃(独白)
「……月も、毒も、剣も揃った。
舞踏会は――本番ね」

地下の奥へ続く道が、静かに開いた。

第一関門、突破。

次に待つのは――
逃げ場のない“選別”。

物語は、確実に深部へ向かっていた

作者メッセージ

ああああああつっかれたああ

この物語中には出てこないけど、参加は受付中です。

2025/12/18 22:56

meruku-q
ID:≫ 11GsR4EM2gvPY
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R-15 #暴力表現スパイ暗殺者殺し屋参加型R15

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