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飴みたいな話

飴みたいな話だと思う
今でも味はずっと消えて無くならないのに
飴そのものはすぐ溶けてなくなる
あたたかみも 重みも 声も 空気も きっと忘れることはない
この時間が永遠に続けばいいと心の底から思った
妄想みたいででも感触はつよく残っている
舌なめずりをするみたいに記憶を思い出す
胸にじわりにじむみたいに感情が呼び起こされる
すべてが過去形でしか語れないと知って残念な気持ちになる


昨日の話
目が覚めてもう帰りたいと思うような日々を生きている
朝が苦手で起きられない いつも通り遅く起きてなんなく登校した
教室につけばもうはじまっていた 一人全てに取り残されて素知らぬ顔で中に入った
今日は学年合同でバレーボールをするらしい
なにもできず足を引っ張ることしかできないような競技
刺さる視線も煙たげな顔も舌打ちもすべてどうでもよくなっていたから苦ではなかった
最初から自分に向けられたものではなかったから
いつもは役立たずとしてただ目でボールを追って行き場のなくした手をごまかしている
そのときは打ち返したりつなぐことはできた こういうものを達成感というらしい
チームの試合が最後の時だった 小説なんかでその時だった、みたいに描かれるような
シーン
ただ突っ立っていた 刹那ボールが顔に直撃した
なにが起きたかもわからず衝撃と痛みと驚きが体に広がった
試合を観戦していた人は心配しているようで声が飛んできた
保健室に行く、大丈夫、どうしたの、こちらを見る目…
目立ちたがり屋のくせに視線に弱く注目を浴びることが苦手だからどうしたもこうしたもなくただ痛かった
次第に涙が滲んできた なんの涙かもわからず止めたかったのに止まらなかった
情緒がよくわからなくて なんで泣いてるのとか、大ごとになるとか、とにかく涙を見せたくなくて必死だった
そうすれば時間が勝手に進んでくれる 試合終了の笛が響いた
仲のいいともだちがいて心配してくれた
けど事件は起きた、心の中で
わたしの、わたしだけの好きな人がこちらに向かってきた たぶん一番にわたしのところに来てくれたんだろう
涙が止められなくてただ顔を逸らして何に対してかもわからぬ謝罪をすることしか
できなかったのだから
ひどく醜い

わたしたちは友達含めた三人で休憩することになった
本当にそれどころじゃなくなったのはその時
座るよう促されてそのままどこかいくと思っていたのに なんでかな
隣に同じように座ってくれた 少し手を動かせば触れられるような 触れてもぶつかっただけとか言えそうな
近くて近くて近くて近くてもうわたしは、
一生落ち着くことのなく鼓動を重ねる心臓
あなたの触れれば傷ついてしまいそうな白い肌を見つめる
本当に漫画みたいな展開は予想していなかった
でも
こんなにもうれしいのに
こんなにも恐ろしいのは
なんでだろう
ここであなたに触れられていたら
身体的距離だけでなく心の距離も縮められていたら
何かわたしは救われたのだろうか
ああ
あなたが思っているよりずっと
わたしはよわい
どうしようもないことがこんな恐ろしいのは
きっとあなたのせいね

作者メッセージ

米米米です。
日本語下手ですが多めに見てください。

2026/03/15 11:16

米米米
ID:≫ 10a8Rho2sBdDU
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