文字サイズ変更

かれし

#3

渇れし

今日はとても暑い。
自販機でメロンソーダを買って少し飲んできたけれど、それでも喉が渇ききっている。
汗で体中がべとべとだった。
バイト先のコンビニはここから10分もかからない。まだ時間はある。
途中のベンチで少し休むとしよう。
朝ご飯用に持ってきたサンドイッチを食べていると、声をかけられた。
「おはよ。暑いね〜」
バイト歴も年齢も1年上の[漢字]松下晴[/漢字][ふりがな]まつしたはる[/ふりがな]先輩だった。
「あっ、そういえば、聞いたよ茜ちゃん。お宅のマンションで変死体発見だって?」
「あれ、もう話題になってるんですか?」
食べていたサンドイッチを飲み込んで聞く。
まだ昨日のことなんだけど…情報回るの早くない?
「まぁね〜。ニュースとか、あと新聞でもちょっとやってたよ。」
「えぇ…伝わるの早くないですか?」
思っていたことをそのまま聞いてみる。
「それだけ大きい事件ってことじゃない?ま、なんかあったら相談してね〜」
そう言い残すと、先輩は先に歩いて行った。
確かに、今日家を出るときも少なからず人はいたし、なんならカメラマンもいた気がするから、取材かなにかをしていたのかもしれない。
そう結論づけて、残りのサンドイッチをメロンソーダで流し込んだ。
少し苦い味がした。

2024/07/06 21:58

村井こま
ID:≫ 18OvF7QNC6zJ.
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現ミステリー

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は村井こまさんに帰属します

TOP