失敗作な僕の日常
#1
いつもの日
目が覚めた。時計は5時22分を指している。上のベットでは姉がまだ、気持ちよさそうに眠っている。この時間、家族より少し早い時間に僕の1日は始まる。音を立てないようにベットから抜け、姉の部屋から出て自分の机に向かう。外はまだ暗く、雪が少しあたりを照らして幻想的に見える。椅子に座り、ノートとワークを取りだし、問題をただひたすら解いていく、ただ、それだけ。学校から帰ってきてからでもいいが、疲れているし、なにより家族がうるさいから仕方ない。集中できないし。そうしているだけで、時は過ぎる。次第に家族に挨拶され、それにできる限り明るく返し、何事もなかったように朝の準備をする。メッセージの通知を確認して、好きなゲーム実況者の動画を開く。2・3本見終わると、家を出る時間になる。
僕が1人になれる時間は、登下校のときとお風呂の時、あとは寝る時ぐらいだろう。好きな歌を口ずさみながら通学路を歩く。今日は何時もより少し早く出たからかあまり人がいない。慣れているようで慣れない雪道を歩き、学校につく。しばらく空を見上げぼーっとする。空からは天使の羽のように純白で、穢れを知らなさそうな雪が舞ってくる。息が白くなる。[漢字]友達[/漢字][ふりがな]クラスメイト[/ふりがな]たちが来ると、「おはよ〜」と挨拶をする。いつも通り。いつになったらこの[漢字]日常[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]から抜け出せるのだろう。授業を受け、友達と駄弁り、給食を食べる。委員会の仕事をして、部活に顔を出して家に帰る。6時くらいになると既に外は暗くなっている。通学路を1人で歩く。ときおり好きな歌を口ずさむ。ふと、1つため息をついて呟く。「今日も、だめだったなぁ…」
周りに嫌われたくなくて、嘘をついて、欺く。それがあの日からの僕の生き方、在り方だ。
ベッドに潜る。カチカチと音がする。右足の付け根に鋭い痛みが走る。病院から貰った薬を10錠くらい一気に喉に流し込むと何故か安心する。悪いことだとわかっている。最悪死んでしまうことも。しかし、こうでもしないと生きれない。今日も痛みを抱え、生きていく。
これが僕、神崎怜の日常だ。
僕が1人になれる時間は、登下校のときとお風呂の時、あとは寝る時ぐらいだろう。好きな歌を口ずさみながら通学路を歩く。今日は何時もより少し早く出たからかあまり人がいない。慣れているようで慣れない雪道を歩き、学校につく。しばらく空を見上げぼーっとする。空からは天使の羽のように純白で、穢れを知らなさそうな雪が舞ってくる。息が白くなる。[漢字]友達[/漢字][ふりがな]クラスメイト[/ふりがな]たちが来ると、「おはよ〜」と挨拶をする。いつも通り。いつになったらこの[漢字]日常[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]から抜け出せるのだろう。授業を受け、友達と駄弁り、給食を食べる。委員会の仕事をして、部活に顔を出して家に帰る。6時くらいになると既に外は暗くなっている。通学路を1人で歩く。ときおり好きな歌を口ずさむ。ふと、1つため息をついて呟く。「今日も、だめだったなぁ…」
周りに嫌われたくなくて、嘘をついて、欺く。それがあの日からの僕の生き方、在り方だ。
ベッドに潜る。カチカチと音がする。右足の付け根に鋭い痛みが走る。病院から貰った薬を10錠くらい一気に喉に流し込むと何故か安心する。悪いことだとわかっている。最悪死んでしまうことも。しかし、こうでもしないと生きれない。今日も痛みを抱え、生きていく。
これが僕、神崎怜の日常だ。