[明朝体]僕は嫌われてもいい。
ただ、今二人がどんな状態なのかを確認したかった。僕の傷付いた心にはもう我慢するなんて考えは欠片だってなかった。
僕は彼から貰った合鍵をポケットから取り出して、慎重に鍵穴にさした。ゆっくりと音を立てないようにと鍵を回す。
鍵を出来るだけ音の鳴らないように回し、ドアがもう少しで開くというころ、部屋の中から誰かがこっちに歩いてくるような足跡が聞こえた。
僕は焦りのあまり、鍵穴にさした鍵を上手く抜くことが出来ず、ガチャガチャと音を立てて鍵を引っ張った。
「おいっ、って久美(くみ)じゃねぇか。ここでなにしてんだ?合鍵を持ってるってことは俺に用事があったってことだよな?まぁ、とりあえず部屋に入れよ。ここだと迷惑になるしな。」
いきなり出てきた彼に驚きはしつつも、彼の提案を受けた。僕の心に潜んでいる怒りは、いつ暴れだすのかと心配になるほど強く、濁ったものだった。
部屋の中にいる彼女を見てしまったら思わず襲いかかってしまいそうだ。それだけ僕は彼、麻里(まり)を愛していた。
これが男の友達に向ける感情ではないと分かりつつも、抑えきれない程の巨大な感情が僕が彼のことを愛しているのだと肯定する。
彼のことを考えないようにと思い、彼と接するのをやめると頭が勝手に彼のことを考えてしまい、授業に集中するという簡単な事すら出来なくなってしまった。[/明朝体]
ただ、今二人がどんな状態なのかを確認したかった。僕の傷付いた心にはもう我慢するなんて考えは欠片だってなかった。
僕は彼から貰った合鍵をポケットから取り出して、慎重に鍵穴にさした。ゆっくりと音を立てないようにと鍵を回す。
鍵を出来るだけ音の鳴らないように回し、ドアがもう少しで開くというころ、部屋の中から誰かがこっちに歩いてくるような足跡が聞こえた。
僕は焦りのあまり、鍵穴にさした鍵を上手く抜くことが出来ず、ガチャガチャと音を立てて鍵を引っ張った。
「おいっ、って久美(くみ)じゃねぇか。ここでなにしてんだ?合鍵を持ってるってことは俺に用事があったってことだよな?まぁ、とりあえず部屋に入れよ。ここだと迷惑になるしな。」
いきなり出てきた彼に驚きはしつつも、彼の提案を受けた。僕の心に潜んでいる怒りは、いつ暴れだすのかと心配になるほど強く、濁ったものだった。
部屋の中にいる彼女を見てしまったら思わず襲いかかってしまいそうだ。それだけ僕は彼、麻里(まり)を愛していた。
これが男の友達に向ける感情ではないと分かりつつも、抑えきれない程の巨大な感情が僕が彼のことを愛しているのだと肯定する。
彼のことを考えないようにと思い、彼と接するのをやめると頭が勝手に彼のことを考えてしまい、授業に集中するという簡単な事すら出来なくなってしまった。[/明朝体]