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“おとしもの”を拾う[短編集]

#9

推してた男子の備忘録

かわいい男子を見つけてしまった。
隣の席の仮名A君である。
A君は男子に人気のある男子として有名らしく、また運動部でなかなかのイケメンなのだが、大事なのはそこではない。
しゃべり方がめっちゃかわいいという事実である。
こないだ初めてしゃべった時にイケメンとのギャップにやられた。

「あ…うん、えっとね、うん、僕はそれがいいと思うよ…でいいかな?」

イケメンと似つかわしくない何という天使ボイス…‼
若干舌足らずな感じのしゃべり方もいい。
お前かぁいいな。
しかも笑う時もかわいい。
褒めたときなんかの照れ顔が尊い。

「え…そうかなぁ…?えへへ、ありがとう」

いや破壊力。
男子に好かれる理由もわかってきた。
まだ席替えをしたくない。
これが、私が一生懸命放課後に全員の机を床に強力接着剤でくっつけている理由である。

作者メッセージ

短い。。。
一部実話ネタ(流石に最後は違います)

2026/05/26 18:00

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