“ 愛される 子に 共通点は ない ”
“ でも 愛される 理由は 、 ある ”
そう 気づいたのは 、
僕の 初恋の 人と 、 幼馴染の 親友が 付き合ったとき だった 。
蒼
「 黄くーん 、 おはよ っ 」
桃
「 おはよ 、 黄 」
朝から ラブラブな 二人は 、 楽しそうに 僕に 声を かける 。
二人は 、 付き合ってからも 同じように 僕に 接してくれた 。
でも 、 それも 僕には 見せつけているようにしか 思えなかった 。
こんなに 捻くれてるから 、 僕は 桃くんに フラれたのかな 。
こんな 僕と 違って 、 蒼ちゃんには 守りたい 、 と 思わせる 何か がある 。
具体的に 何が 、 と 言われても 分からない 。
抜けてるけど 、 憎めない 。
僕にはない 、 そんな 何か 、 そう 、 まるで 魔法のような ものを 持っていた 。
黄
「 あ 、 おはよう … (ニコ 」
話しかけてほしくない 。
ひがんじゃうから 。
でも 、 桃くんに 無視されるのは 辛い 。
桃くんだけ 、 話しかけてくれたら いいのに 。
前は 蒼ちゃんと 仲良かったのに 、 付き合ってから 僕は どんどん 蒼ちゃんのことが 嫌いになった 。
最低だ 。
桃くんと 付き合ったからって 、 蒼ちゃんに 冷たく 接するなんて 、 僕は 凄く 醜い 人間だ 。
僕は 朝が 来るたびに 、 蒼ちゃんのことを 、 そして それ以上に 僕の ことを 嫌いになっていった 。