side 蒼
口に その 辺りに 散らばった 薬を 詰める 。
少し の 苦味が 口に 広がる 。
水で その 薬を 一気に 飲み込む 。
これで 、 もう 楽に なれる 。
意識が ふわふわと する 。
まるで 雲の 上に いく みたいだ 。
これが 死ぬ って こと なのかな ぁ ?
僕は 痛む 頭に 顔を 歪ませながら 深い 眠りに ついた 。
?¿
「 208号室 、 患者さん 脈拍数 自然値に 戻りました 」
気づくと 、 僕は 少し 硬めの ベッドの 上に いた 。
誰か 、 男の人の 声が じんじんと 耳に 響く 。
目を 開けると 、 やけに 眩しい 白い 天井が 目に 飛び込んできた 。
?¿
「 あ 、 ! 208 、 至急 看護師さん お願いします 。 意識が 戻りました ! 」
白衣を 着た 人が トランシーバーに 向かって 言う 。
白い タイル張りの 壁 、 白衣 。
ここ 、 病院だ 。
最悪 ッ 。
死ねなかった 。
僕は 頭痛と 悔しさと 倦怠感に 顔を しかめた 。
落ち着こうと 思って 深く 息を 吸おうとすると 、
上手く 息が できなくて 余計 パニックに なる 。
大丈夫 、 落ち着け 、 僕 。
医者 ?
「 ……… 蒼くん ? 」
医者 、 なんだろう 。
白衣の 人が 先ほどとは 声を 変えて 、 無駄に 優しい声を 作って 話しかけてくる 。
蒼
「 ッ ハア …… 、、 だいじょぶ 、、 です ッ 」
自分の 声と お医者さんの 声で 頭痛が ひどくなる 。
死ねたら 、 こんなに 苦しまなかったのに ッ 。
やっぱり 僕は “ 出来損ない ” なんだ 。
止まない 頭痛と 深刻な 雰囲気と 息の しづらさに
僕の 貧弱な 身体は 耐えきれなくなって 、 再び 意識を 手放した 。