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主人公 ↺ 成生 澪斗 ( なるせ れいと )
21歳 の 有名配信者 。
ダ メ ダ メ な 君 で い い か ら さ ___ 。
【 無理、死ぬ。みんな今までありがとう 】
ある 休日 の 昼下がり 。
某 T から はじまる SNSアプリ の
[漢字]TL[/漢字][ふりがな]タイムライン[/ふりがな] を
見ていると 、
不意 に
そんな 投稿 が 目に 入 っ た 。
しかも 、
それが 結構 伸びている 。
( 反応 どんな 感じ なんだろ 、 )
リプ を 確認 すると 、
【 そっか……、今までお疲れさま。 】
【 私は止めないよ、むしろ、今まで沢山絡んでくれてありがと!!
天国で幸せになってね!! 】
【 相談乗ってあげられなくてごめんなさい。
今までお疲れ様でした。 】
【 限界なんだね、今までありがとう
うちもそろそろそっち行くね。 】
こんな 感じ で
ほぼ 同じ 内容 の もの が 多数 だ っ た 。
「 ……… うゎ 、 」
思わず 俺 は 声を 漏らす 。
正直 、
ゾ ッ と して しま っ た のだ 。
絶対 に 肯定 しちゃ ダメ だろ 。
……… なんだか 気分 が 悪く な っ て きた 。
「 気分転換 に 、 久しぶり に 配信 でも やるか 、 」
「 うい ー 、 どもども 【 ゐと。 】 で ー す 」
『 わこつー 』
『 出た安定のゲリラ配信w 』
『 久しぶりの配信キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 』
おぉ …… 、
予告 も 何も してね ぇ のに 、
すげぇ な 、
「 おい っ なにが 安定 だよ !! w
つか 出た っ て言うな !! w w 」
時々 コメント に ツ ッ コミ を 入れながら
流れていく コメント に 一通り 目 を 通す 。
すると 、
今まで 黒 だけ だ っ た コメント に
赤いもの が 流れて きた 。
そう 、 いわゆる 赤スパ だ 。
この 時間帯 に 赤スパ 送 っ てくる
リスナ ー は 珍しい 。
ありがたや 、
と 心の中 で 呟き ながら 、
「 お !! 赤スパ あんがとな 〜 」
そう 軽く 礼 を 言う 。
………… んぁ 、 ?
なんか コメント欄 荒れだした な 、
嫌 な 予感 が した 俺は
すぐ に 内容 を 読み上げた 。
「 ぇ ー 、 と なになに 〜 ? ……… 」
【 ゐと。くん、死にたいです、
最期に励ましの言葉を下さい…… 】
「 …… ぁ ? 」
『 よく決断できたな、すげぇ 』
『 今までお疲れー!! 』
『 天国でも元気でね!! 』
『 ゐとくんなんて答えるんだろ 』
______ ダン ッ !!
握り 拳 を 、
机 に 思いきり 叩きつける 。
その 振動 で 、
グラス に 入れていた 麦茶 が
グラス が 倒れる のと 共に こぼれてしま っ た が 、
そんな コト 気にしている 暇 は ない 。
『 どした!? 』
『 ゐとくん!?!? 』
『 こわいこわい 』
「 お前らさ 、 いい加減 に しろよ …… 、 」
『 やば、激おこじゃん 』
『 コメ欄一旦落ち着け 』
『 なんで怒るの!? 』
『 そりゃ怒るだろ 』
『 理由わかんないやつ全員非常識すぎで笑う 』
「 なんで 人 が 死ぬ こと 肯定 できんの ? 」
『 だって、その人が希望してるじゃん 』
『 尊重してあげようよ 』
『 こっわ、何こいつら 』
『 綺麗事マシーンじゃんしぬwww 』
「 いやいや w
その 希望 を 、 尊重 しちゃ だめ なんだ っ て 。 」
綺麗事 マシーン ?
それは お前ら だろ 。
ただ 、
優しい ですよ ー
寄り添 っ てますよ ー
っ て アピ ー ル したい だけ じゃん 。
「 それを 馬鹿 みてぇに 本気にしてさ 、
お前ら の 人生 それで ええんか 。 」
『 ド正論 』
『 神 回 』
『 第一、この配信に持ちかける話題じゃない気もする 』
『 ↑ほんそれ 』
『 やば上の人達 』
『 悪魔じゃん 』
死にたい っ て 言う のは 別 に 構わない 。
ただ 、 それを 実行 して いいものか ?
否 、 それは 違う だろう 。
自分 で 自分 を 殺める なんて 、
しかも それ を 後押し する ?
もはや サイコパス の 域 だろ それ 。
「 自殺 する やつ の こと を 【 悪 】 っ てする
風潮 に 持 っ てかなきゃ いけねぇ と 俺は 思う よ 。 」
『 はぁ??? 』
『 ファンやめます 』
『 ならぽれがファンになるッッ☆ 』
『 うざ何ですかそれ 』
『 死者にも優しくしたれよ…… 』
「 死者 に 優しく ?
うん まず それを する お前らが よく わかんない 。 」
ダメ な こと 、
や っ ては いけない こと 、
それ を 止めず に いたら 、
世界 は どうなる こと か 。
「 此処 を 去 っ た 人 の コト 、
尊重 する よう じゃ ダメだろ 、 」
どんな 理由 が あ っ た とて 、
生命 を 断つのは 、
いかがなものだろうか 。
決して 、 良いこと では ない
と 俺は 断言 できる 。
「 俺 っ ていう 教祖 が 死んだら 、
多分 お前ら も 死ぬだろ ? 」
『 ゐと教がない世界…… 』
『 うわ生きれん、無理無理 』
『 私は降りたので関係ないですけどねw 』
『 ↑じゃあ多分お前には言ってない 』
「 お ぉ 、 すげぇな 御前 ら w
……… じゃ 、 俺は 死なない として ー
教祖 として 言う わ 、 [漢字]お前[/漢字][ふりがな]信者[/ふりがな] に 。 」
『 何でも聞きます!! 』
「 生きろ 。 」
______ 絶対 に 幸せ だ っ て 言わせてやる から 。
『 生きます何光年でも 』
『 死んできまーすwwwwwwwww 』
『 死ぬな 』
『 ゐとくんが言うなら生きる!! 』
死んだら 、
幸せ だ っ た とか
不幸 だ っ た とかも 、
思う こと すら 出来なく な っ てしまう ん だ 。
それが 1番 不幸 な こと だ
っ て 思 っ てる から 。
「 でも 、 たしかに 、
生きんの キツイよな 、 死にてぇよな 、 w 」
『 まぁ、気持ちはわからんでもないけどね 』
『 実行する勇気ねーわ 』
『 草 』
『 なにが ? 』
「 別に 、 ほん ッッッッッッッ と に 辛か っ たら死んでも
いいけどさ 」
や っ ぱ 生きてて 欲しい ん よね 。
『 矛盾してて笑う 』
『 笑いどころか ? 』
『 煽りだろ 』
『 底辺階級で草 』
「 矛盾 ? 違う違う w
別に 強制 する つもり は 元から ね ー よ ? 」
『 お、おう…… 』
「 ただ 、 そ ー ならないように
努力 しろ っ つ っ てんの 」
生きる ため に 。
幸せに なる ために 。
「 お前 の 人生 生きろよ 。
他人 の [漢字]言葉[/漢字][ふりがな]呪縛[/ふりがな] に 流されん なよ 。 」
【 僕なんて生きる価値がないと思う。
そんなときはどうすればいいの? 】
「 赤スパ で 質問 ど ー も w
お前 に 生きる 価値 が ない ?
ん ーーー 、 じゃあ ー 、 」
______ 俺 の た め に 生 き れ ば ?
『 いつもの教祖さまktkr 』
『 かっけーw 』
「 俺は 、 お前 を 必要 としてる 。
これ で 価値 出来たろ ? はい 解決 。 」
【 ありがとうございます 】
『 すげぇこの人wwwwww 』
「 結局 さ 、 」
『 おん 』
『 うん 』
『 はい 』
『 うん 』
「 繰り返し に なるけど 、
ぶ っ ちゃけ お前ら の 言い分 も わかるんよ 」
生きる の しんどい 。
他人 と 比べて 、
落ち込んで 、
死にたくな っ て 。
わかる 。
だからさ 、
「 そ ー なる前 に
俺 の とこ に 来い っ て 、
助け を 求めろ っ て 。
言い続ける よ 俺は 。 」
______ 大丈夫 、 俺が ず っ と ついてるよ 。
そう 、 言い残して
俺 は 配信 を 止めた 。
き っ と ファン は めちゃくちゃ
減 っ た こと だろう 。
でも それで 構わない 。
後悔 なんて してない 。
こんだけ の 代償 で 、
生命 が 多少なりとも 救える のなら 。
俺 は 誰 を 捨 て て で も
君 を 救 け に 行 く か ら 。
ダ メ ダ メ な お 前 で い い ん だ よ 。
だ っ て ___ 、
生 き て る だ け で 、
御 前 の 人 生 は な ま る な ん だ か ら さ 。
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