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 グロイとかは無いと思いますが、原作程度には鬱だと思います…
オリキャラ・ネタバレ注意!

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【文スト二次/リクエスト可/質問受付中】道化のラプソディア

#3

第二章第一話『太宰、中也の十五歳時のアリス』

 薄暗い部屋に大きなベット。其処にはもはや死にかけの老人が目を見開いて横たわっていた。

 この老人はポートマフィアの首領。森は専属医として首領の検診を行っていた。

 その傍には森とルイス。ドアの前には太宰が立っていた。

「先生…幹部に伝えよ…ポートマフィアに逆らう者は全員殺せ…」

 掠れた呻く声が響く。誰が見たってわかるだろう。此の人間は壊れていてる。

「それでは此処が崩壊してしまいますよ。」

「構わぬ…殺してしまえ…。」

「えぇ、必要な犠牲ですね。」

 森が丁寧な口調で、受け答えた。

 メスで首領の喉を掻っ切った。

 間もなく首領は『先代首領』となった。太宰とルイスが証人となり、森は首領となり上がったのだった。

「う~ん…構成員の制御が末端の方から制御しきれなくなってるのだね。」

 正に医者の恰好、部屋なのだが、森の言うことはかけ離れていた。

「問題が山済みだ。。。ひょっとして向いてないのかな?如何思う、太宰くん、ルイスちゃん?」

「「聞いてますん」」

「どっち?」

 また二人そろって、「さぁ」とはぐらかす。森は苦笑いで答えた。

 森と太宰、二人の会話を聞きながら、太宰の手にしていた医療用薬品を取り上げて、処理を始める。

「アテが外れたね。」

「何のことだい?」

「僕は共犯者としては最適だった。だって、だれも疑わないでしょ?森さんが首領になった後に、『僕が動機不明の自殺を遂げたとしても』」

 部屋の温度が一気に下がった。まるで死神と獄卒が睨みあっているような瘴気が部屋に満ちた。

「……なんてね。適当な思い付きを言って偉い人を困らせるのは楽しい。最近の娯楽です。」

 太宰は急にボヤッとした顔に戻った。

「本当に、治は裏の動き方が上手なのね。」

(鋭いかと思えば、直ぐに隠す。何もかも見据えているような素振りを見せたかと思えば、自殺嗜癖や意味不明な言動で煙を撒く。)

 森も賛同するように肩をくすめた。

「―――嗚呼、そうだ。ルイスちゃんも太宰くんに同行してくれ給え。」

「え⁉[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]も?」

 森と太宰が会話を交わし、太宰が出て行こうとしたところで本を読んでいたルイスに森は声をかけた。

「話は聞いていたのだろう?」

「…ある人物だったかしら?えぇと、出てきたらダメな…嗚呼、先代首領の事ね。其れで、治に『銀の宣託』を持たせたから、[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]と一緒に情報を集めてきて欲しいって事かしら?」

「ほぼ話聞いてるじゃん…。」

 ルイスと太宰、そして案内役の『広津 柳浪』という、おかしな面子の調査が始まった。

作者メッセージ

 本編から七年前に突入!って云う事で、新章に突入します!
第二章『太宰、中也の十五歳時のアリス』
 始まりです!
(リクエストくださいコメントくださいぃ…。)

2025/03/02 18:08

月詠叶
ID:≫ 4.MM3u.1/24dA
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