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 グロイとかは無いと思いますが、原作程度には鬱だと思います…
オリキャラ・ネタバレ注意!

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【文スト二次/リクエスト可/質問受付中】道化のラプソディア

#2

第一章第二話『戦場の堕天使の終焉』/第三話『医者の助手のアリス』

 ルイスは鼻歌交じりに空母「燕騎士」の中を歩いていた。

 階段を降りると、沢山の兵士が騒々しく動いていた。

「なんかバタバタしてるけどだいじょーぶ?えぇ?嗚呼、あの子、コワレチャッタのね。…そっかぁ。ううん、兵隊さん、引き留めてごめんね。帰る準備してくるね。」

 兵士がルイスの隣を通り抜けていく。

 その後、敗戦。精神崩壊した『与謝野 晶子』は隔離され、ルイスは森のもとで、町医者の助手として働くこととなった。

「森センセ。[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]を何でここに置いてるの?」

「嗚呼、言ってなかったねェ。ルイスちゃんが有能だからと…可愛いからだよ!」

 隣の少女と森を睨みつける。

「ツンツンしてるエリスちゃんもルイスちゃんも好き‼」

 隣の少女は森の異能力『ヰタ・セクスアリス』により出現した異能生命体である。名は『エリス』。

 エリスの性格は森により操れる。つまり、こんな正確なのも森の意思によるもの。本人は森のことを溺愛しており、戦争前までは従順だった。ことから、森の[漢字]異常[/漢字][ふりがな]変態[/ふりがな]さがよく分かれるだろう。

 町医者の助手として、五年以上の時が立った。なんともない、平凡すぎる毎日。

 そんな毎日の終わりが訪れた。

[水平線]

「森先生!急患です!」

「如何したんだい?患者はどちらに?」

 森が玄関の方へと駆けていき、ルイスは医療用具を用意する。

 間もなく、ボロボロの少年が運ばれてきた。森の手伝いをしながら、事情を聴いて脳内にメモをする。

「森センセ?なぁに、その子。太宰…治、くん?あ~!絶対面倒ごとに巻き込むのでしょ?自殺願望者だからって侮っちゃダメなのよ!実際、私を見てたんでしょ?ねェ、森センセ。」

 森はよく分かってると笑った。

 森曰く、少年は『太宰 治』という少年で、自殺未遂によって運ばれてきたらしい。

「…?」

 太宰は目が覚めたのか、体を起こす。自殺未遂としては残念ながら、自殺には程遠い傷だったらしい。

「ちぇっ、死ねなかった。」

「『ちぇっ』…?」

 口を開いたかと思えば、文句を呟いた。

「…君が、今どういう状況か分かるかな?」

「はぁ…自殺にシュッパイして、此処に担ぎ込まれたってことでしょ?」

(シュッパイ…?津軽弁かしら?)

 森と太宰が軽く言葉を交わした。医療用具を片付けていると、森が不敵に微笑んだ横顔が見えた。

「森センセ、[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]の予想は正解ね。」

「…君誰?」

 太宰は予想についてはすぐに察したようだ。二人の異様な頭脳のやり取りが始まった。

「[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]は『ルイス・キャロル』。今年で齢が12あたりになる森センセの助手よ。」

「表向きは?」

「表向きは町医者の。裏向きには闇医者の。別に間違ったことは言ってないわよ。」

「…嗚呼、楽に死ににくそうな相手に会っちゃったな~。」

「これから末永く宜しくね。」

 優しく微笑んだ。他人が見たらつられて微笑んでしまいそうな、柔らかい笑みだ。

 森はさらに過剰な反応を見せていることからよく分かる。

「シュッパイだ…。」

 うんざりしたため息が漏れた。

作者メッセージ

 早速二話、三話投稿!なんか切り悪いから二つにしちゃいました!
 太宰の「シュッパイ」って言ってるところ可愛くね?
 う~ん…次回は『太宰、中也、十五歳』に入るかなぁ…?リクエストをくれぇ…。

2025/03/02 07:38

月詠叶
ID:≫ 4.MM3u.1/24dA
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