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#124

詩 夕立の後

空は何も告げずに裂け、
午後の静けさを
一瞬で飲み込んでしまった。

雨は赦しではなく、
忘れかけた痛みを確かめるように
窓を叩き続ける。

街は色を失い、
傘を持たぬ人々は
それぞれの孤独を肩に濡らして歩く。

やがて雷鳴は遠ざかり、
雨だけが残る。

泣き疲れた空のように、
世界はひどく静かで、
水たまりには
さっきまでの嵐が眠っている。

誰にも見えない傷ほど
雨はよく知っている。

だから今日も、
急に降り出した大雨は
何も奪わず、何も癒さず、
ただ胸の奥にある
言葉になれなかった悲しみを
静かに濡らして去っていった。
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作者メッセージ

濡れたぜ

では!

2026/07/24 20:55

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
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