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#150

詩 半月

夜空に浮かぶ
半分の月を見ていた。

欠けているのではなく、
まだ言葉にならない何かを
そっと抱えているようだった。

満ちた月には
すべてが見えすぎるけれど、
半月の夜には
見えないものを信じる余白がある。

遠い街の灯りも、
眠れない誰かの窓も、
言えずにしまった想いも、
細い光の中で静かに息をしている。

月よ、
あなたが半分だから
私は夜を好きになれる。

満ちることだけが
美しいのではない。

足りないまま、
迷ったまま、
それでも空に浮かんでいる。

その姿が、
今夜の私には
何よりやさしく見えた。
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作者メッセージ

最近時間ギリギリ投稿()

では!

2026/08/19 21:54

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
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