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#122

詩 朧月と雷

朧に滲む月は
夜の輪郭をそっとほどき

遠くで生まれた雷は
その静けさへ 白い刃を一瞬だけ走らせる

ひとつは隠そうとする光
ひとつは暴こうとする光

相反するものが
同じ空を分け合う夜

月は驚きもせず
雷はためらいもなく

雲の向こうで交わされる沈黙は 誰にも聞こえない約束のようだった

やがて稲妻は消え 音だけが遅れて胸に届く

そのあとも月は
何事もなかったように滲み続ける

だから私は知る

世界はいつも 穏やかさだけでも 激しさだけでもできてはいない

朧む光も
裂ける光も

今夜という一枚の空には どちらも必要だったのだと
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作者メッセージ

あー…疲れた。

では!

2026/07/22 21:07

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
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