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#119

詩 ショッピングで棒になる足

ショッピングモールの灯りは
「もう少しだけ」と微笑んで、
気づけば袋は両手いっぱい、
そして足は、少しずつ黙っていく。

一軒、また一軒。
鏡の前で迷う時間は軽やかなのに、
床を踏みしめるたび、
ふくらはぎは鉛色のため息をつく。

「あと五分」が積もり積もって、
時計の針は夕暮れへ。
歩き続けた足は、
やがて感覚を手放し、
細く、まっすぐ、一本の棒になった。

それでも心は、
お気に入りを見つけた瞬間の輝きで満たされる。
紙袋の重さは戦利品、
疲れは今日という日の勲章。

家の玄関で靴を脱ぎ、
ようやく棒だった足は人間に戻る。
「もう当分、買い物はいいかな」
そうつぶやきながら、

次のセールの日付だけは、
ちゃんと覚えている。
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作者メッセージ

シッピングつかれたぁ…

では!

2026/07/19 21:08

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
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