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#118

詩 罪悪感

夜になると
靴音はひとつなのに、
影だけがふたつ並ぶ。

ひとつは今日の私。
もうひとつは、
言えなかった言葉や、
伸ばせなかった手でできている。

罪悪感は
裁判官のように叫ばない。

むしろ静かに、
食器を洗う水音や、
信号待ちの沈黙や、
眠る前の数秒にだけ
名前を呼ぶ。

「もし、あのとき。」

その短い問いは、
何度答えても終わらない。

けれど季節は、
私の返事を待たずに過ぎていく。

風は
誰の過去も責めず、
雨は
誰の後悔も選ばず降る。

だから私は、
消えない傷を消そうとはせず、
ただ今日を抱えて歩く。

影はまだ隣にいる。

それでも朝日が昇るたび、
影は少しだけ短くなる。

赦しとは、
忘れることではなく、

胸の奥で重い石とともに、
それでも花の咲く季節を
信じてみることなのかもしれない。
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作者メッセージ

最近閲覧回数の増え具合がやばすぎて喜び過ぎている件について((

では!

2026/07/18 20:29

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
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