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#106

詩 シクラメン

冬の窓辺に
ことば少なく咲く花がある。

春のように競わず、
夏のように誇らず、
ただ静かな灯をともすように、
幾枚もの花びらを空へ返している。

寒さを知るからこそ、
その紅は深く、
その白は雪よりもやわらかい。

誰かに見つけられるためではなく、
今日という一日を
丁寧に生きるために咲く姿は、
小さな勇気のかたちにも見える。

風が窓を鳴らしても、
曇り空が続いても、
根は見えないところで
あたたかな季節を信じている。

シクラメンよ。
あなたは冬に咲く花ではなく、
冬に希望を忘れない心、そのものなのだ。
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作者メッセージ

私がシクラメンの詩を書くときは詩のネタがない時です。

ってわけでども!

では!
(はや)

2026/07/06 20:57

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
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