文字サイズ変更

【3000閲覧!】【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#105

詩 デジタル回転寿司

レーンはもう、銀色ではない。
光の帯となって、静かに流れている。

皿の代わりに運ばれるのは、
色と、音と、選ばれなかった無数の可能性。

指先でタップすると、
サーモンが一貫、現実へと読み込まれる。
湯気は高解像度では再現できないけれど、
「いただきます」の声だけは、昔と変わらない。

AIは今日の気分を読み取り、
少し疲れているあなたへ、
えんがわを一皿すすめてくる。

理由は教えてくれない。
けれど、その曖昧さがどこか人間らしい。

皿のICチップが旅の終わりを数え、
会計は、まばたきほどの時間で済む。

それでも別れ際、
最後の一皿を名残惜しく見送る気持ちは、
アップデートされない。

回り続けるのは寿司ではなく、
選択と記憶、アルゴリズムと季節。

今日も世界のどこかで、
データは海を渡り、
魚は海を泳ぎ、
人は笑って、箸を伸ばす。

未来とは、
冷たいガラスの向こうにあるものではなく、
醤油を一滴たらす、その手の温度を
そっと忘れないための技術なのかもしれない。
ページ選択

作者メッセージ

はい。

妄想((

うん。
では!

2026/07/05 20:20

KanonLOVE
ID:≫ n00YEDEqgv6kY
コメント

この小説につけられたタグ

詩・ポエムリクエスト

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はKanonLOVEさんに帰属します

TOP