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【2000閲覧!】【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#94

詩 鍵

ポケットの底で眠る鍵は、
いつも小さな沈黙を抱いている。

扉を開くためだけにあるのではなく、
閉じるためにもあることを知っているからだ。

朝の光が差し込む部屋の鍵、
誰にも見せなかった日記の鍵、
遠い記憶に錆びついた心の鍵。

人はたくさんの鍵を持ちながら、
本当に開きたい扉の前で
立ち尽くすことがある。

鍵穴は問いかける。
「あなたは本当に、向こう側を望むのか」と。

ためらいの指先を越えて、
鍵は静かに回る。

カチリ。

それは金属の音でありながら、
昨日までの自分がほどける音。

開いた扉の向こうには、
期待した景色があるとは限らない。
けれど風は新しく、
空は少しだけ広い。

だから鍵は今日も、
小さな体で未来を運ぶ。

誰かの手の中で、
あるいは胸の奥深くで。
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作者メッセージ

明日テスト

では!

2026/06/23 21:28

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