文字サイズ変更

【2000閲覧!】【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#85

夕方

西の空が
一日の終わりを静かにほどきながら、
茜色の糸を町じゅうに垂らしていく。

帰り道の足音はやわらかく、
風は昼の熱を忘れはじめ、
電線の上では鳥たちが
最後の言葉を交わしている。

遠くで灯る窓の明かりは、
それぞれの誰かを待つ小さな星。
空と地上の境目が溶けあうころ、
人々の思いも少しだけ素直になる。

夕方は、
今日という物語の余白に生まれる時間。

失ったものを数えるでもなく、
明日を急いで迎えるでもなく、
ただ染まりゆく空を見上げて、
心が静かに自分へ帰っていく。

やがて一番星が瞬き、
夜の扉がゆっくり開く。

その前のほんのひととき、
世界はやさしい色をまとい、
「おつかれさま」と誰にも告げずに
そっと微笑んでいる。
ページ選択

作者メッセージ

制作時間5分。

では!

2026/06/14 21:26

コメント

この小説につけられたタグ

詩・ポエムリクエスト

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はKanonLOVE @詩を毎日投稿中さんに帰属します

TOP