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【2000閲覧!】【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#76

詩 カレンダー

壁にかかった一冊の海、
めくられるたびに季節が揺れる。

一月は白い息を吐き、
二月は短い夢を抱いて眠る。
三月の風はページの端を鳴らし、
四月の光は新しい名前を連れてくる。

誰もが同じ数字を見つめながら、
その中に刻む物語は少しずつ違う。
赤い丸のついた約束の日、
何も書かれていない静かな午後。

五月の緑は希望を伸ばし、
六月の雨は思い出を滲ませる。
七月の空は高くほどけ、
八月の夕暮れは蝉の声を閉じ込める。

九月は実りの色をまとい、
十月は影を長く引きながら歩く。
十一月の風は手紙のように届き、
十二月は一年の灯りをそっと集める。

そして最後の一枚をめくる夜、
失われた日々ではなく、
確かに生きた日々の重さが
指先に残る。

カレンダーは時を数えるためではなく、
過ぎた時間に名前を与えるために
そこにあるのかもしれない。
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作者メッセージ

目を瞑ってタッチタイピングしたらカレンダーが出てきたので。

はい。

では!

2026/06/05 20:55

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