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【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#56

曲? ブルー・ワッフル・サンデー

改札前
夕立の匂い
君は傘を持たないまま
「ちょっと走ろっか」って笑う

濡れたスニーカーの音
変なリズムで揃ってた
そんな小さな偶然を
運命とか呼んでいた

コンビニの明かりに寄って
アイスだけ買うつもりが
結局いつも長話
夜はぬるく伸びていく

君はバニラ
僕はビター
混ざるたびちょうどよくて
未来なんて曖昧でも
このままでいいと思った



ワッフルみたいな恋だった
サクサク笑い合う日々
甘い匂いが消えなくて
今でも胸が空腹だ

「好き」って言葉よりもっと
くだらない会話が愛しくて
信号待ちの沈黙さえ
ちゃんと幸せだった

街は今日も光ってる
知らない誰かを照らしてる
なのに君のいない帰り道
こんなに長かったっけ



終電逃して歩いた
川沿いのオレンジの夜
イヤホン半分こしたまま
無言でも平気だった

「大人になってもさ
たまには逃げ出そうよ」
君が冗談っぽく言うから
本気にしてしまったんだ

古いゲームセンター
二人で取ったぬいぐるみ
今でも部屋の隅っこで
少しだけ笑ってる

君の癖を覚えるたび
僕は嬉しくなって
でもそれと同じ速度で
失うのも怖くなった



ワッフルみたいな恋だった
綺麗な焼き目を残して
肝心なところだけ
少し生焼けのままで

メープルみたいに甘いほど
冷めた後は切なくて
「またね」は魔法じゃないと
今さらやっと知ったよ

君が好きだった曲だけ
なぜか消せずに残ってる
シャッフル再生のたびに
季節が巻き戻る



朝焼け前
ファミレスの窓
眠そうな横顔見ながら
この時間が続けばって

だけど未来の話になると
君は少し黙るから
僕も気づかないふりで
ドリンクバーをおかわりした

「嫌いになったわけじゃない」
その言葉が一番ずるい
優しさで終わる恋ほど
後から痛くなるんだね

最後の日の君は
ちゃんと笑えていたのに
僕だけ取り残されて
季節が止まってしまった



ワッフルみたいな恋だった
重なる格子の思い出
ひとつ外せば全部
崩れてしまいそうで

「幸せになってね」なんて
映画みたいには言えなくて
改札の向こう側
小さくなる背中を見てた

サヨナラのあとに残る
静かな甘い匂いだけ
まだこの部屋のどこかで
君みたいに漂ってる



だから今日も僕は
駅前のカフェに寄って
焼きたてワッフルひとつ
冷めるまで眺めている

君はもう知らない街で
違う誰かと笑うのかな
それでも願ってしまうんだ
どうか泣かないでいて

ワッフルみたいな恋だった
甘くて脆い青春
ちゃんと終わったはずなのに
まだ胸の奥で焼けている

外はやけに晴れていて
世界は普通に回る
なのに君を失った日から
僕だけ少し曇りだ

そして今日も
最後まで言えなかった
「行かないで」を
コーヒーと一緒に飲み込んだ
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作者メッセージ

外食でワッフルを食べてきたのでそれをテーマに作りました⭐︎

失恋テーマの曲ですが何か-

ってことででは!
(作者は失恋してません)

2026/05/17 20:52

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