改札前
夕立の匂い
君は傘を持たないまま
「ちょっと走ろっか」って笑う
濡れたスニーカーの音
変なリズムで揃ってた
そんな小さな偶然を
運命とか呼んでいた
コンビニの明かりに寄って
アイスだけ買うつもりが
結局いつも長話
夜はぬるく伸びていく
君はバニラ
僕はビター
混ざるたびちょうどよくて
未来なんて曖昧でも
このままでいいと思った
ワッフルみたいな恋だった
サクサク笑い合う日々
甘い匂いが消えなくて
今でも胸が空腹だ
「好き」って言葉よりもっと
くだらない会話が愛しくて
信号待ちの沈黙さえ
ちゃんと幸せだった
街は今日も光ってる
知らない誰かを照らしてる
なのに君のいない帰り道
こんなに長かったっけ
終電逃して歩いた
川沿いのオレンジの夜
イヤホン半分こしたまま
無言でも平気だった
「大人になってもさ
たまには逃げ出そうよ」
君が冗談っぽく言うから
本気にしてしまったんだ
古いゲームセンター
二人で取ったぬいぐるみ
今でも部屋の隅っこで
少しだけ笑ってる
君の癖を覚えるたび
僕は嬉しくなって
でもそれと同じ速度で
失うのも怖くなった
ワッフルみたいな恋だった
綺麗な焼き目を残して
肝心なところだけ
少し生焼けのままで
メープルみたいに甘いほど
冷めた後は切なくて
「またね」は魔法じゃないと
今さらやっと知ったよ
君が好きだった曲だけ
なぜか消せずに残ってる
シャッフル再生のたびに
季節が巻き戻る
朝焼け前
ファミレスの窓
眠そうな横顔見ながら
この時間が続けばって
だけど未来の話になると
君は少し黙るから
僕も気づかないふりで
ドリンクバーをおかわりした
「嫌いになったわけじゃない」
その言葉が一番ずるい
優しさで終わる恋ほど
後から痛くなるんだね
最後の日の君は
ちゃんと笑えていたのに
僕だけ取り残されて
季節が止まってしまった
ワッフルみたいな恋だった
重なる格子の思い出
ひとつ外せば全部
崩れてしまいそうで
「幸せになってね」なんて
映画みたいには言えなくて
改札の向こう側
小さくなる背中を見てた
サヨナラのあとに残る
静かな甘い匂いだけ
まだこの部屋のどこかで
君みたいに漂ってる
だから今日も僕は
駅前のカフェに寄って
焼きたてワッフルひとつ
冷めるまで眺めている
君はもう知らない街で
違う誰かと笑うのかな
それでも願ってしまうんだ
どうか泣かないでいて
ワッフルみたいな恋だった
甘くて脆い青春
ちゃんと終わったはずなのに
まだ胸の奥で焼けている
外はやけに晴れていて
世界は普通に回る
なのに君を失った日から
僕だけ少し曇りだ
そして今日も
最後まで言えなかった
「行かないで」を
コーヒーと一緒に飲み込んだ
夕立の匂い
君は傘を持たないまま
「ちょっと走ろっか」って笑う
濡れたスニーカーの音
変なリズムで揃ってた
そんな小さな偶然を
運命とか呼んでいた
コンビニの明かりに寄って
アイスだけ買うつもりが
結局いつも長話
夜はぬるく伸びていく
君はバニラ
僕はビター
混ざるたびちょうどよくて
未来なんて曖昧でも
このままでいいと思った
ワッフルみたいな恋だった
サクサク笑い合う日々
甘い匂いが消えなくて
今でも胸が空腹だ
「好き」って言葉よりもっと
くだらない会話が愛しくて
信号待ちの沈黙さえ
ちゃんと幸せだった
街は今日も光ってる
知らない誰かを照らしてる
なのに君のいない帰り道
こんなに長かったっけ
終電逃して歩いた
川沿いのオレンジの夜
イヤホン半分こしたまま
無言でも平気だった
「大人になってもさ
たまには逃げ出そうよ」
君が冗談っぽく言うから
本気にしてしまったんだ
古いゲームセンター
二人で取ったぬいぐるみ
今でも部屋の隅っこで
少しだけ笑ってる
君の癖を覚えるたび
僕は嬉しくなって
でもそれと同じ速度で
失うのも怖くなった
ワッフルみたいな恋だった
綺麗な焼き目を残して
肝心なところだけ
少し生焼けのままで
メープルみたいに甘いほど
冷めた後は切なくて
「またね」は魔法じゃないと
今さらやっと知ったよ
君が好きだった曲だけ
なぜか消せずに残ってる
シャッフル再生のたびに
季節が巻き戻る
朝焼け前
ファミレスの窓
眠そうな横顔見ながら
この時間が続けばって
だけど未来の話になると
君は少し黙るから
僕も気づかないふりで
ドリンクバーをおかわりした
「嫌いになったわけじゃない」
その言葉が一番ずるい
優しさで終わる恋ほど
後から痛くなるんだね
最後の日の君は
ちゃんと笑えていたのに
僕だけ取り残されて
季節が止まってしまった
ワッフルみたいな恋だった
重なる格子の思い出
ひとつ外せば全部
崩れてしまいそうで
「幸せになってね」なんて
映画みたいには言えなくて
改札の向こう側
小さくなる背中を見てた
サヨナラのあとに残る
静かな甘い匂いだけ
まだこの部屋のどこかで
君みたいに漂ってる
だから今日も僕は
駅前のカフェに寄って
焼きたてワッフルひとつ
冷めるまで眺めている
君はもう知らない街で
違う誰かと笑うのかな
それでも願ってしまうんだ
どうか泣かないでいて
ワッフルみたいな恋だった
甘くて脆い青春
ちゃんと終わったはずなのに
まだ胸の奥で焼けている
外はやけに晴れていて
世界は普通に回る
なのに君を失った日から
僕だけ少し曇りだ
そして今日も
最後まで言えなかった
「行かないで」を
コーヒーと一緒に飲み込んだ
- 1.血を孕む薔薇
- 2.【リクエスト】つかめなくて。
- 3.だいじょうぶの置き場所
- 4.灰の春
- 5.夜を越えて灯るもの
- 6.【リクエスト】喝采のあとに残る闇
- 7.やさしさの皮を剥いだ月
- 8.自壊未遂(曲?)
- 9.午前三時、既読のまま(曲?)
- 10.曲? 空洞の体温
- 11.曲? 毒と体温
- 12.詩 涙の海
- 13.涙の存在証明
- 14.詩 桜の花はなによりも知っている
- 15.詩 光の別れ方
- 16.詩 忘れられないまま、手放す
- 17.曲? すれ違いの終電
- 18.曲? 夕暮れのままで
- 19.詩 守れなかった約束の温度
- 20.詩 正しいと正解の間
- 21.詩 雨に散る綿毛
- 22.すみれに溶ける眠気
- 23.詩 丼の中は冷めないで
- 24.詩 不協という名の祈り
- 25.詩 タイトルのない詩
- 26.曲? ぷにぷにリズム
- 27.リクエスト 君のいない夜の完成
- 28.詩 熟れきれなかった涙
- 29.詩 終わらせられない今日
- 30.解けぬ糸
- 31.詩 葉桜の思い
- 32.リクエスト 階段をのぼるたび
- 33.詩 ぴあの
- 34.曲? クロイチョウと帰り道
- 35.曲? 雨と彼方と帰り道
- 36.詩 蠱毒の後の孤独
- 37.詩 しりょくけんさ
- 38.詩 じゅぎょうさんかん
- 39.曲? real world
- 40.詩 眠りの帰る場所
- 41.詩 甘塩っぱいセーブポイント
- 42.詩 水平線に駆ける灯
- 43.曲? ネオンの温度
- 44.詩 夕暮れの葉桜を抜けて
- 45.曲? Midnight Cake
- 46.曲? 汚い綺麗事
- 47.詩 小さな声
- 48.リクエスト ノイズになった君へ
- 49.詩 白球の稲妻
- 50.あめだまの色
- 51.詩 不協和音
- 52.詩 沈黙の栞
- 53.午後の暇人
- 54.曲? インクブルー
- 55.詩 陽だまりの続きを
- 56.曲? ブルー・ワッフル・サンデー
- 57.曲? スクロールの底で
- 58.詩 空の途中