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【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#47

詩 小さな声

小さな声は
たいてい風にまぎれてしまう

電車の音に消え
雨粒にほどけ
誰にも届かなかったような顔で
胸の奥へ戻っていく

それでも
世界はたぶん
大きな叫びだけでは動いていない

「だいじょうぶ」
と、誰かがこぼしたひと言で
夜を越えられることがある

「きれいだね」
と、小さく触れた声が
名前のない景色を
一生の記憶に変えることもある

小さな声は弱くない

耳を澄ませば
朝が来る前の鳥たちも
遠い台所の湯気も
好きと言えなかった人の沈黙も

みんな
小さな声でできている

だから今日
もしあなたの言葉が震えていても

世界の片隅ではちゃんと
その声を待っている誰かがいる
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2026/05/08 18:29

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