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【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#36

詩 蠱毒の後の孤独

最後に残ったのは
勝者ではなかった

ただ、終わらなかったもの
ただ、途切れ損ねた命

器の底で
すべての気配が消えたあと
ようやく訪れた静けさは
安らぎには似ていなかった

噛み砕いたはずの影たちが
喉の奥でまだ息をしている
誰のものとも知れぬ記憶が
血のように巡りつづける

私は一つではない
私は群れの残骸でできている

名を呼べば
幾つもの声が重なって
どれも私ではない顔で振り向く

それでも、ここには
もう私しかいない

競うものも
奪うものも
赦すものさえも消えた場所で

ただ、生き残ってしまったという事実が
絶え間なく私を削っていく

孤独とは
誰もいないことではなかった

誰もいなくなったあとでなお
消えずに残りつづける
すべての気配のことだった

沈黙は軽くならない
むしろ重く、濃く、沈み込む

私はそれを抱えたまま
終わりのない底で
今日も、ただ生きている
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作者メッセージ

はい、めんどくさくなった日のKanonLOVEですが何か?

今日帰りに子を作っているところを半妨害されたんですよ!
(半分かのらぶのせい)

では!

2026/04/24 18:00

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