文字サイズ変更

【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#27

リクエスト 君のいない夜の完成

夜は、やさしさのふりをして、
僕から君をゆっくり剥がしていく。

隣にいたはずの温度は、
名前を呼ぶたび、遠くなるばかりで、
触れようとした記憶だけが、指先に残った。

「さよなら」は、きれいすぎたね。
まるで壊れていないみたいに終わって、
僕だけが、ひとりで崩れる余白を渡された。

あの日の君は、ちゃんと笑っていたのに、
どうして僕は、あの笑顔の意味を
こんな夜になってから知るんだろう。

ポケットの中、
握りしめていたはずの未来は、
開いてみたら、もう空っぽで。

それでも手のひらには、
確かに君がいた形だけが残っている。

眠れない理由は、君じゃなくて、
君といた僕を失ったことかもしれない。

夜が深くなるほど、
思い出はやさしくなっていくのに、
そのやさしさが、いちばん残酷で。

朝が来れば、終わると思っていた。
でも光は、ただすべてを照らすだけで、

君がいない世界が、
こんなにも完成してしまったことを、
静かに、認めさせる。

それでも僕は、生きていく。

君と過ごした日々を、
なかったことにはできないまま、

胸の奥で、ずっとほどけないままの愛を、
痛みごと抱いて、

いつか本当に、
笑える日が来ると信じてしまうから。
ページ選択

作者メッセージ

二次創作しか描かないぬ~様、リクエストありがとうございます!

今回めっちゃ久しぶりにリクエストをいただいて書きました!

テーマは夜と失恋です!

では!

2026/04/15 18:17

コメント

この小説につけられたタグ

詩・ポエムリクエスト

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はKanonLOVE @小説家時々詩人詩人時々小説家さんに帰属します

TOP