文字サイズ変更

【リクエスト可】 詩・ポエム、何かの曲書きます!

#16

詩 忘れられないまま、手放す

発車ベルが 背中を押して
まだここにいたいと 縋る指をほどく
あなたは最後まで 振り返らずに
それが優しさだと 知ってしまった

閉まるドアの わずかな隙間に
言えなかった言葉が 挟まったまま
動き出す車内で ひとりだけ
時間に取り残されている

追いかければ 間に合ったはずと
何度も心が 立ち上がるのに
足はもう 動かないことを
どこかでちゃんと 受け入れている

隣の席に あなたの気配を置いて
忘れたふりを してみるけれど
名前を思うだけで 崩れてしまう
こんな弱さを 連れて帰る

レールの音が 諦めを刻む
行き先は もう変えられないと
それでもどこかで 期待している
次の駅で 会える気がして

窓に映る 自分の顔が
知らない誰かのようで
あなたを失うということが
私を少し 変えてしまった

もしも戻れば 壊してしまう
大切だったものの形を
だからこのまま 離れていくことが
きっと最後の 愛になる

やがて着く 終着のホーム
名前を呼ばないまま 降りていく
振り返らないと決めたのに
胸だけが 何度も振り返る

それでも歩く 日常の中へ
あなたのいない 明日へ
忘れないまま 手放していく
それしか選べない 恋だった

作者メッセージ

電車の中で妄想しながら作りました!

では!

2026/04/03 21:28

コメント

この小説につけられたタグ

詩・ポエムリクエスト

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はKanonLOVE しばらく活動休止中さんに帰属します

TOP