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900閲覧!!【完結いたしました!】 憧れのアイドル―偶像と同じステージに立つ日まで―勝つか、消えるか、歌い手としての最初の一歩

#25

第三部 第五話 グループで発表会

会場は暗く、
期待のざわめきが広がる。

スポットライトが順番にメンバーを照らし、
ステージは静かに息を呑むような空気に包まれる。

「みんな、準備はいい?」
輪廻ちゃんが元気よく手を挙げる。
「うん、行こう!」
私も笑顔で応えると、
全員が視線を合わせ、
心をひとつにした。


音楽が流れ出す。
柔らかいピアノのイントロから始まり、
徐々にビートが刻まれていく。


♪───

「♪きらめく光の中で 私たち羽ばたくの」
私が最初のフレーズを歌う。
胸の奥まで響く高音を意識し、
観客に届くように歌うと、
すずちゃんの透明感のある声がハモリで重なる。

「♪夢のカケラ集めて 手を伸ばすよ」
輪廻ちゃんがバク転でステージ中央に飛び込み、
ブレイクダンスで回転を決める。
観客の目が釘付けになる。
蝶果ちゃんはしなやかにステップを踏みながら、
優雅な手の動きで光の軌跡を描く。

私がターンすると、
フリルのスカートが舞い、
ライトに反射してステージ全体がキラキラ輝く。

りのちゃんは正確なステップでリズムを刻み、
全体の動きを揃える。

すずちゃんも小さくジャンプしながら可愛らしい動きでアクセントを添える。

♪───

「♪笑顔の魔法を 届けたいんだよ」
私たちの声が重なり、
会場全体に透明感のあるハーモニーが広がる。
輪廻ちゃんがさらに高速のフロアワークで回転し、
観客の視線を奪う。
蝶果ちゃんはスピンを交えつつ手先で蝶を描くように動き、
光を纏ったように見える。
りのちゃんは微動もせず完璧にステップを決め、
すずちゃんの声と重なる高音で、
空間に立体的な響きを作り出す。

♪───

「♪どんなに遠くても きっと届くから」
輪廻ちゃんが両手を広げ、
私はその動きに合わせてステップを踏む。

観客の拍手が自然にリズムになり、
私たちの歌と踊りと一体になる瞬間。

クライマックスでは、
全員で前に出て
「♪今、私たちと一緒に 光の中で踊ろう!」
と声を揃え、
最後のダンスを決める。

輪廻ちゃんがバク宙で中央に飛び、
蝶果ちゃんがスピンを重ね、
りのちゃんが精密なステップを刻み、
すずちゃんが小さなジャンプで花を添える。

音楽が止まった瞬間、
会場には拍手と歓声が大きく湧き上がる。

「やった…!すごく、楽しかったね!」
輪廻ちゃんが駆け寄り、
汗をぬぐいながら笑う。
「うん、最高のステージだった!」
私も心から笑顔になり、
全員で肩を寄せ合う。

すずちゃんが小さく呟く。
「…私、今日のステージ、楽しかった…」
その声に私も微笑み返す。

舞台袖に戻ると、達成感が全身を包む。

「…ありがとう」

これで、
このチームは無くなる。

でも、また歌いたいな。
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作者メッセージ

はい、
グループ前回組んだばかりなのに、
今回発表会という前代未聞のスピード事件を起こしたKanonLOVEです!

はい、次回如月のグループの発表です!

では!(逃げたな×2回目)

2026/02/27 18:00

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歌い手研修生から参加型

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