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400閲覧!【参加〆切】時を食う怪盗の僕は、素人だらけの部活に潜り込み、誰にも気づかれずに日々を駆け抜ける

#22

第十九話 怪盗クロノスの覚醒

学園祭の熱気が最高潮に達したその瞬間―。

ステージの上では、
最後の演技が終わろうとしていた。

しかし、
零の頭の中では、
別の時間が流れていた。

爆弾のカウントダウンが、
目の前の時計で確実に迫っている。

「残り2分…」
零は冷徹に呟く。
周囲の興奮が、
まるで遠くの音のように感じられる。

舞台裏の闇の中、
彼は冷静に加速していた。

「間に合わない…」
零はそう思ったことは一度もなかった。
しかし、
今は違う。

確実に、
あの男の仕掛けた爆弾が、
学園の運命を変えようとしている。

今、
時間を歪めれば、
すべてが終わる。

だが、
零にはその選択肢はない。

彼の目は、
完璧に状況を把握し、
冷徹に判断を下す。

「…クロノス、始動」
静かに呟いたその瞬間、
彼の体は一瞬で加速を始めた。
周囲の時間が歪み、
音が途切れ、
世界がゼロに収束する。

◇舞台裏での激闘
零は、
一瞬で舞台裏に駆けつけ、
仕掛けられた爆弾の位置を確認する。
視界の端で、
誰かの足音がかすかに聞こえる。

しかし、
今はそれに気を取られる暇はない。

爆弾―

―それは、
彼が予想した通り、
学園祭の重要な瞬間を狙っていた。

装置は巧妙に隠されているが、
零の目にはすぐに見つかった。

赤い数字のカウントダウンが始まり、
秒針が一刻一刻と進んでいく。

その目の前で、
男が姿を現した。
「やはり、来たか。クロノス」
男の声には冷徹な響きがあった。

「…君か」
零は冷ややかに言う。

顔を覆う黒いマスクの奥で、
その目が鋭く光る。

男は黒いコートを翻し、
冷徹な笑みを浮かべた。
「君がすべてを動かしているのか。だが、無駄だ」
「時間は、もう戻らない」

その言葉に、
零は微動だにせず、
ただ一言。

「まだ、終わっていない」

男が手をかけると、
爆弾装置が微かに震える。

だが、
零はもう一歩も引かない。

瞬時に、
その場の時間をねじ曲げ、
零は瞬時に爆弾を手に取った。

目の前で、
男の視線が追いつかない。

「…時間を使って、何をしたって?」
男は冷笑し、
薄く笑みを浮かべた。

その瞬間、
零は静かに言った。
「私の時間は、私のものだ」

そして、
爆弾を解除するための細かな操作に手を伸ばす。
その手は素早く、
確実に動き、
装置の仕掛けを解析していく。

時間が進むのを感じた。
男が焦りだす。

「そんなにうまくいくと思うなよ!」
男が零に向かって一歩踏み出すが、
零はその瞬間、
時間を歪ませて男の動きを一瞬止めた。
彼が再び動く瞬間、
零はすでに爆弾の解除スイッチを押していた。

「…」
数秒の沈黙。
静まり返ったその空間で、
カウントダウンの音が消える。

爆弾は、
解除された。
男はその光景を見て、
目を見開いた。

「…なんてことだ。お前、本当に、時間を―」

その言葉は零に届かなかった。
「全ては、予想通り」
冷徹に呟くと、
零は爆弾を無力化した装置を一瞥し、
男の前に立った。

「君がやったのは、ただの時間の歪み。それだけのことだ」
零の声は冷たく響き、
男は一瞬、
息を呑んだ。

だが、
次の瞬間、
男は目を見開く。
「…お前がやったのは、ただの『時間を使う』ということだろう?」
その言葉に、
零は無言で答える。
「人間の持つ時間の力が、いかに強力であるかを。だからこそ、君は破滅する」

その時、
男は再び手をかざし、
何かを仕掛けようとした。

だが、
零はその前に動き、
加速した体で彼を制圧した。

時間が、
再び歪んだ。

◇予期しない裏切り
爆弾が解除され、
学園の安全は守られた。
しかし、
零は依然として舞台裏に留まっていた。

男を制圧し、
冷徹に振り返ると、
彼の手元に何かがある。

「…君のやってきたことは、すべて無駄だ」
その言葉の後、
零は男に向かって歩み寄る。
男の目が揺れる。

「だが、君の時間も、僕の手に落ちる」
零は冷徹にそう呟き、
男の最後の力を奪う。

そのとき、
学園祭の幕が下ろされる―

―そして、どこか遠くでサイレンの音が響く。

―時間は、歪み始めた。

作者メッセージ

ストックが…

切れたぁぁぁぁぁぁ!

よし、執筆頑張るぞ!

2026/02/25 00:00

コメント

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参加型怪盗異能力(?)一部笑いあり

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