【参加型】SHOOT! 〜跳べない私たちが、それでもコートで夢を追う理由〜
#1
ミスばかりのコートで、私たちはまだ跳べない
私立跳羽女子高校バスケットボール部―
―正直に言えば、
勝利とは無縁のチームだ。
県大会の一回戦は、
ここ五年、
例外なく姿を消している。
記録室の表には、
敗北の文字がずらりと並び、
勝利欄は空白のまま。
練習試合の結果も同じだ。
強豪校のディフェンスの前では、
パスは途切れ、
シュートはリングをかすめ、
リバウンドは簡単に奪われる。
部員たちは一生懸命だ。
けれど、
声は小さく、
連携はぎこちない。
焦って突っ込むだけで、
何度もボールを失う。
ベンチに座る部員たちも、
何をしていいかわからず、
試合をただ見つめるだけだ。
私は顧問として、
これまで幾度も悔しさを味わってきた。
「努力すれば勝てる」と言いたいが、
現実は甘くない。
技術も体力も戦術も、
ほとんどが未完成だ。
チームは弱い。
いや
―弱すぎる。
練習に汗を流しても、
その成果が試合で形になることはほとんどないのだ。
だが、
それでも少女たちは体育館の扉を開ける。
ミスを繰り返し、
シュートを外し、
ベンチで俯きながら、
それでもボールを手に取り、
もう一度リングを目指す。
弱さしかないチーム。
けれど、
私は知っている。
弱さの中にしか、
成長の芽は芽吹かないことを。
今日も跳羽女子高校バスケ部は、
まだ跳べない。
だが、
跳べないことを知った者だけが、
いつか確実に羽ばたけるのだ―。
―正直に言えば、
勝利とは無縁のチームだ。
県大会の一回戦は、
ここ五年、
例外なく姿を消している。
記録室の表には、
敗北の文字がずらりと並び、
勝利欄は空白のまま。
練習試合の結果も同じだ。
強豪校のディフェンスの前では、
パスは途切れ、
シュートはリングをかすめ、
リバウンドは簡単に奪われる。
部員たちは一生懸命だ。
けれど、
声は小さく、
連携はぎこちない。
焦って突っ込むだけで、
何度もボールを失う。
ベンチに座る部員たちも、
何をしていいかわからず、
試合をただ見つめるだけだ。
私は顧問として、
これまで幾度も悔しさを味わってきた。
「努力すれば勝てる」と言いたいが、
現実は甘くない。
技術も体力も戦術も、
ほとんどが未完成だ。
チームは弱い。
いや
―弱すぎる。
練習に汗を流しても、
その成果が試合で形になることはほとんどないのだ。
だが、
それでも少女たちは体育館の扉を開ける。
ミスを繰り返し、
シュートを外し、
ベンチで俯きながら、
それでもボールを手に取り、
もう一度リングを目指す。
弱さしかないチーム。
けれど、
私は知っている。
弱さの中にしか、
成長の芽は芽吹かないことを。
今日も跳羽女子高校バスケ部は、
まだ跳べない。
だが、
跳べないことを知った者だけが、
いつか確実に羽ばたけるのだ―。