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見たくない人はバック。時々シリアスだから。
(布施村目線)
あの音楽室での出来事から数日が建った。
姉ちゃんはいまだに顔を隠してる。もったいねえな……。
だけど、それよりも独占欲が勝ってる。姉ちゃんが俺だけの姉ちゃんじゃなくなっちゃう。いやすぎる。
俺一人っ子だし。姉ちゃん、家族居ないし。施設の子らしくて周り男の子が多いから同性と仲良くできならしい。
俺逆に幼馴染が女子しかいなくて異性と仲良くできるけど嫌われてるから真逆だなあと思った。
そういえば、俺は毎朝遅れてくるけど理由は過眠症といって睡眠障害を持ってるから。
姉ちゃんは否定をせずにこんな嫌われの俺をありのままで受け入れてくれた。
「悠矢は悠矢だよ。障害持っててもみんな心を持ってる同じ人間だから。関係ないよ。むしろ学校来てることが偉い。」
こんなことを言ってくれた姉ちゃんを俺は尊敬してる。
姉ちゃんは実は母親のせいで鬱病、そして不眠症になったらしい。しかも自閉症持ち。けれど学習的には問題ないらしく、ただ人の視線が怖い様子。それに、目を合わせると不安になるらしい。父親は去年、事故死したらしく、しかも昼間だったので、その影響で明るいところが苦手な様子。それに北海道にいた時もいじめられてたのに慣れちゃってるし。俺よりもつらい思いをしてて平気なところ。本当に無理してるんじゃないかと俺は心配になった。
姉ちゃんはそれでも笑って、俺を元気づけてくれる。
あれから数日後。姉ちゃんが珍しく遅れて学校に来た。まだ春の時期なので長袖着るのはまあありえるかと思ったが、姉ちゃんはいつも半袖を着て、上にパーカーを羽織るので普通の長袖は着ないはず。ズボンはいつも通り、ダメージ加工のジーンズ。しかしなぜ長袖?いや、そんな日もあるか。俺が心配性なだけかと思った。
そして中学生からはこの学園は全寮制になる。大等部では普通に、一人暮らしのため寮や実家、自宅からの登校が自由になってる。まだ小等部ほかのところでは小学校なので別に、寮はない。姉ちゃんと過ごしてみたいけど。
そして姉ちゃんと人気のない使われなくなった第一音楽室に来た。使われるのは第二と第三なので人は来ない。
布施「なあ、姉ちゃん。なんで今日はいつもと服装違うの?」
姉ちゃんが珍しく少し動揺した。そして隠した。
樹「あ、えっと、たまにはいいかなって…。」
布施「なんか隠してるでしょ。見せて。」
俺がそういうと姉ちゃんは、見せてくれた。
少し血が滲んだ包帯。つまりこれは自傷したのだ。
長袖を着た理由はそういうことか。やっぱり、姉ちゃんは無理してたんだ。
俺はそう思いながら姉ちゃんを抱きしめた。つらかっただろうに。どうして姉ちゃんはすぐに笑顔で覆い隠してしまうんだ。
理由はこんなバカな俺でもすぐに分かった。親の関係、学校での同性とのコミュニケーション。
年上からの視線。それらが苦手な姉ちゃんにとっては、ストレスがたまりやすいに決まってる。
だから、最近、目が疲れてたんだ。だから最近、腕をさすってたんだ。
だから最近、傷が増えたんだ。だから最近、俺と視線を合わせてくれなくなったんだ。
布施「姉ちゃん、大丈夫だよ。俺がいるから。ずっとそばに。」
姉ちゃんは俺だけのものだから。
俺は、そう思いながら心の中でふっと笑った。
(樹目線)
私は泣いた。大きくて暖かい悠矢の腕の中。
この人なら、私のことを見てくれる気がした。
やっぱり、私は…悠矢のこと…すきなのかな?
もう決めた。
悠矢…二度と手放さないから
と、私は心の中で笑い叫んだ。
あの音楽室での出来事から数日が建った。
姉ちゃんはいまだに顔を隠してる。もったいねえな……。
だけど、それよりも独占欲が勝ってる。姉ちゃんが俺だけの姉ちゃんじゃなくなっちゃう。いやすぎる。
俺一人っ子だし。姉ちゃん、家族居ないし。施設の子らしくて周り男の子が多いから同性と仲良くできならしい。
俺逆に幼馴染が女子しかいなくて異性と仲良くできるけど嫌われてるから真逆だなあと思った。
そういえば、俺は毎朝遅れてくるけど理由は過眠症といって睡眠障害を持ってるから。
姉ちゃんは否定をせずにこんな嫌われの俺をありのままで受け入れてくれた。
「悠矢は悠矢だよ。障害持っててもみんな心を持ってる同じ人間だから。関係ないよ。むしろ学校来てることが偉い。」
こんなことを言ってくれた姉ちゃんを俺は尊敬してる。
姉ちゃんは実は母親のせいで鬱病、そして不眠症になったらしい。しかも自閉症持ち。けれど学習的には問題ないらしく、ただ人の視線が怖い様子。それに、目を合わせると不安になるらしい。父親は去年、事故死したらしく、しかも昼間だったので、その影響で明るいところが苦手な様子。それに北海道にいた時もいじめられてたのに慣れちゃってるし。俺よりもつらい思いをしてて平気なところ。本当に無理してるんじゃないかと俺は心配になった。
姉ちゃんはそれでも笑って、俺を元気づけてくれる。
あれから数日後。姉ちゃんが珍しく遅れて学校に来た。まだ春の時期なので長袖着るのはまあありえるかと思ったが、姉ちゃんはいつも半袖を着て、上にパーカーを羽織るので普通の長袖は着ないはず。ズボンはいつも通り、ダメージ加工のジーンズ。しかしなぜ長袖?いや、そんな日もあるか。俺が心配性なだけかと思った。
そして中学生からはこの学園は全寮制になる。大等部では普通に、一人暮らしのため寮や実家、自宅からの登校が自由になってる。まだ小等部ほかのところでは小学校なので別に、寮はない。姉ちゃんと過ごしてみたいけど。
そして姉ちゃんと人気のない使われなくなった第一音楽室に来た。使われるのは第二と第三なので人は来ない。
布施「なあ、姉ちゃん。なんで今日はいつもと服装違うの?」
姉ちゃんが珍しく少し動揺した。そして隠した。
樹「あ、えっと、たまにはいいかなって…。」
布施「なんか隠してるでしょ。見せて。」
俺がそういうと姉ちゃんは、見せてくれた。
少し血が滲んだ包帯。つまりこれは自傷したのだ。
長袖を着た理由はそういうことか。やっぱり、姉ちゃんは無理してたんだ。
俺はそう思いながら姉ちゃんを抱きしめた。つらかっただろうに。どうして姉ちゃんはすぐに笑顔で覆い隠してしまうんだ。
理由はこんなバカな俺でもすぐに分かった。親の関係、学校での同性とのコミュニケーション。
年上からの視線。それらが苦手な姉ちゃんにとっては、ストレスがたまりやすいに決まってる。
だから、最近、目が疲れてたんだ。だから最近、腕をさすってたんだ。
だから最近、傷が増えたんだ。だから最近、俺と視線を合わせてくれなくなったんだ。
布施「姉ちゃん、大丈夫だよ。俺がいるから。ずっとそばに。」
姉ちゃんは俺だけのものだから。
俺は、そう思いながら心の中でふっと笑った。
(樹目線)
私は泣いた。大きくて暖かい悠矢の腕の中。
この人なら、私のことを見てくれる気がした。
やっぱり、私は…悠矢のこと…すきなのかな?
もう決めた。
悠矢…二度と手放さないから
と、私は心の中で笑い叫んだ。