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ここはスイス。永世中立国と言われる国。
西洋の風景が広がり、自然が美しい。
お土産にはアーミーナイフとか時計が有名なんだとか。
アーミーナイフかぁ・・・かっこいいし、これからの旅にも役立つだろうな。購入したい。取りあえず店に入りたい。
目に入った土産屋に入ろうとしたときに、とても細くて弱々しい姿の子供が目に入った。スイスも日本と同じく貧困問題もあるそうだ。
助けてあげなくちゃと思った矢先に、チョコレートを持った子供が走ってきた。その子は弱々しい子供と目があった。普通、目を逸らし、走り去っていくだろうと思ったが、チョコレートを半分折ってその子に差し出した。
「お礼は大丈夫。これ、お小遣いじゃなくて、友達に奢ってもらったんだ。」
と、おどけてみせた。
すると弱々しい子供も微笑して二人で歩いていった。
あぁ、なんて優しいんだ。日本人だってそりゃ優しいさ。でも、こんな些細な優しさなんて私には到底できなかった。子どもの無垢なところが愛おしく思えた。
そう言えば、と弾かれたように店に入ろうとして気付いた。チョコレートを持っていた男の子が落とした、アーミーナイフ。何に使うんだろうと思いながら、すぐそこの階段に座っているさっきの子に手渡した。
「これ、君が落としたんじゃないかな。」
そのこは驚いて、
「ありがとう!どこにいったかと思ったよ。」
といってしばらくそれを見つめていた。あの弱々しい男の子が、
「スイスの国旗の模様があるね。かっこいい。」
と、それを褒めた。
「そうか?じゃあ、今度僕と新しいのを買いに行こう。」
といって平穏で可愛らしい会話を見届けてその場を去ろうとしたときに、「ねぇちゃん」と声をかけられた。
「これ、あげるよ。」
と、さっき拾ったばかりのアーミーナイフを差し出してきた。
「僕はアムル。これ、前買ったんだけど、ねぇちゃん、これが欲しくて店に入ろうとしてたでしょう?拾ってくれたお礼。」
あぁ、どこまでこの子は優しいのだろう。
「いいの?」
「うん。僕はイルとまた買いに行くんだ。」
とにっと白い歯を見せて笑った。弱々しい子はイルというのか。
「ありがとう。」
微笑して受け取った。
これは普通のとは違う。特別なものだった。
西洋の風景が広がり、自然が美しい。
お土産にはアーミーナイフとか時計が有名なんだとか。
アーミーナイフかぁ・・・かっこいいし、これからの旅にも役立つだろうな。購入したい。取りあえず店に入りたい。
目に入った土産屋に入ろうとしたときに、とても細くて弱々しい姿の子供が目に入った。スイスも日本と同じく貧困問題もあるそうだ。
助けてあげなくちゃと思った矢先に、チョコレートを持った子供が走ってきた。その子は弱々しい子供と目があった。普通、目を逸らし、走り去っていくだろうと思ったが、チョコレートを半分折ってその子に差し出した。
「お礼は大丈夫。これ、お小遣いじゃなくて、友達に奢ってもらったんだ。」
と、おどけてみせた。
すると弱々しい子供も微笑して二人で歩いていった。
あぁ、なんて優しいんだ。日本人だってそりゃ優しいさ。でも、こんな些細な優しさなんて私には到底できなかった。子どもの無垢なところが愛おしく思えた。
そう言えば、と弾かれたように店に入ろうとして気付いた。チョコレートを持っていた男の子が落とした、アーミーナイフ。何に使うんだろうと思いながら、すぐそこの階段に座っているさっきの子に手渡した。
「これ、君が落としたんじゃないかな。」
そのこは驚いて、
「ありがとう!どこにいったかと思ったよ。」
といってしばらくそれを見つめていた。あの弱々しい男の子が、
「スイスの国旗の模様があるね。かっこいい。」
と、それを褒めた。
「そうか?じゃあ、今度僕と新しいのを買いに行こう。」
といって平穏で可愛らしい会話を見届けてその場を去ろうとしたときに、「ねぇちゃん」と声をかけられた。
「これ、あげるよ。」
と、さっき拾ったばかりのアーミーナイフを差し出してきた。
「僕はアムル。これ、前買ったんだけど、ねぇちゃん、これが欲しくて店に入ろうとしてたでしょう?拾ってくれたお礼。」
あぁ、どこまでこの子は優しいのだろう。
「いいの?」
「うん。僕はイルとまた買いに行くんだ。」
とにっと白い歯を見せて笑った。弱々しい子はイルというのか。
「ありがとう。」
微笑して受け取った。
これは普通のとは違う。特別なものだった。