今日は、学園の登校日。
今の時刻は6時半。
朝8時半に登校だから、まだ準備の時間はある。
まず、顔を洗い、顔を拭く。
単純な作業だが、意外と大事。
冷たい水が、ねむけや目やにを落としてくれる。
次に、朝ごはんをつくる。
私は不器用だけど料理はなんとかつくれる。
今日は、目玉焼き、レタスとトマトのサラダ、ソーセージにしよう。
目玉焼きって、つくるのがなんだか楽しい。
卵の殻が入った時は面倒だけど、卵がうまく固まっていくのを見るのが好き。
次、レタスを切る。
濡れて冷たいレタスは、匂いなどしないけど、美味しそうだ。
トマトは、食べやすいように半分に切る。
トマトは球状なので、滑って手を切らぬよう気をつけるのだ。
ソーセージは、フライパンに乗せて、炙るだけ。
ただ、焦げないよう気をつける。
調理が終わったのが、七時丁度。
まあでも、私は食べるのが早い方なので、まだ余裕はある。
それでも、味わって食べるのが私の礼儀。
頂く命への礼儀なのだ。
食べ終わったのが七時十分。
次は、髪の毛のセット。
私の髪は腰まであるので、これに時間がまあまあかかる。
まずくしで髪全体を滑らかにし、柚子の油をつかい、
髪にうるおいを足す。
前髪を細かくセットしたら、完成。
今日は、ビジュがまだいいほうだった。
酷い時は、前髪や横髪がはねまくり、言葉の通り酷いありさまになっている。
でも、今日は運がよかったので、大丈夫だ。
これで、荷物を持ち家を出発する。
ここまでは、普通の人間界の日常と変わらないが、ここからだ。
わたしは、龍のりゅーちゃんに乗って登校する。
人間で、龍に乗って登校する者などいないだろう?
りゅーちゃんにのることで、登校時間を凄く短くすることができる。
りゅーちゃんは、庭にいて、いわばペットみたいな存在。龍といっても、そこまで大きい訳でなく、馬ぐらいの大きさ。
「りゅーちゃん、学校いくから、起きてー」
「もう起きているし、ミンレ、その呼び方をやめろ。早くいくぞ」
「はいはーい、じゃあ飛んで」
「いわれなくともわかっている」
りゅーちゃん、言わばツンデレムーブってやつで、昔は私に超優しくて、可愛かったけど、思春期的な奴だね〜!
学校までは、りゅーちゃんにのるとすぐ着いちゃうんだ。
「ほら、着いたぞ。降りろ」
「うん!言われなくてもわかってますー」
ここまでが、私の朝のルーティン。
わりと忙しいよ!
魔法が完璧に使えたら、ここまで苦労しないんだけどね〜…。
それじゃあ、またねー