気づかないふりは
優しさじゃない。
守っているのは、相手じゃなく
自分自身だ。
傷つく覚悟も、 壊れる覚悟も
持てなかった。
正しさを選ぶより、 静かな日常を選んだだけ。
でもその静けさの中で、私の心は少しずつ
擦り切れていった。
言葉にできなかった、あの違和感。
胸の奥で、ずっと 鳴り続けている
小さな警報音。
聞こえないふりをしても、消えることはなかった――。
弱さを抱えたままでも、前に進める人がいるのなら。
いつか私も、目を逸らさずに立てるだろうか。
怖くても、震えていても、「見ている」と言える人間に
なれるだろうか。
少しずつ、息を整え、心の奥を
覗いてみる。
怖がる自分も、弱い自分も、そのまま抱えて
歩き出す。
光はまだ、遠くても 小さな足跡を
残すことから始めてみよう。
私の弱さは、逃げた証でもなく
否定されるものでもない。
ただ、今の私の声だ。
それを聞き、認めて
前に進むこと。
怖いけれど、それでも。
―――歩き出す。
――END――
華恋_karen
優しさじゃない。
守っているのは、相手じゃなく
自分自身だ。
傷つく覚悟も、 壊れる覚悟も
持てなかった。
正しさを選ぶより、 静かな日常を選んだだけ。
でもその静けさの中で、私の心は少しずつ
擦り切れていった。
言葉にできなかった、あの違和感。
胸の奥で、ずっと 鳴り続けている
小さな警報音。
聞こえないふりをしても、消えることはなかった――。
弱さを抱えたままでも、前に進める人がいるのなら。
いつか私も、目を逸らさずに立てるだろうか。
怖くても、震えていても、「見ている」と言える人間に
なれるだろうか。
少しずつ、息を整え、心の奥を
覗いてみる。
怖がる自分も、弱い自分も、そのまま抱えて
歩き出す。
光はまだ、遠くても 小さな足跡を
残すことから始めてみよう。
私の弱さは、逃げた証でもなく
否定されるものでもない。
ただ、今の私の声だ。
それを聞き、認めて
前に進むこと。
怖いけれど、それでも。
―――歩き出す。
――END――
華恋_karen