文字サイズ変更

詩・短編小説集〜晴天の光〜

#7

【静けさの向こうに見つけた光】

気づかないふりは
  優しさじゃない。

守っているのは、相手じゃなく
  自分自身だ。

傷つく覚悟も、 壊れる覚悟も
  持てなかった。


正しさを選ぶより、 静かな日常を選んだだけ。


でもその静けさの中で、私の心は少しずつ
   擦り切れていった。

言葉にできなかった、あの違和感。

胸の奥で、ずっと 鳴り続けている
   小さな警報音。

聞こえないふりをしても、消えることはなかった――。

弱さを抱えたままでも、前に進める人がいるのなら。

いつか私も、目を逸らさずに立てるだろうか。

怖くても、震えていても、「見ている」と言える人間に
    なれるだろうか。

少しずつ、息を整え、心の奥を
    覗いてみる。

怖がる自分も、弱い自分も、そのまま抱えて
    歩き出す。

光はまだ、遠くても 小さな足跡を
    残すことから始めてみよう。

私の弱さは、逃げた証でもなく
    否定されるものでもない。


 ただ、今の私の声だ。


それを聞き、認めて
    前に進むこと。

怖いけれど、それでも。


―――歩き出す。

――END――
華恋_karen

作者メッセージ

『傷つくのが怖くて、気づかないふりを選んでしまう。』

そんな自分の弱さに、胸を痛める日も、あったかもしれない。

けれど、逃げる自分を責めるのは、もうおしまい。
怖がりな自分も、弱い自分も、全部まるごと抱きしめる。

息を整えて、私は、小さな一歩をあたたかく踏み出す。

読むと少しだけ心が軽くなる――
自分を許し、前に進むための優しい1分間の物語。

2026/06/07 14:22

華恋_karen
ID:≫ 10a8Rho2sBdDU
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は華恋_karenさんに帰属します

TOP