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マジックドール《参加型》

#6

「メイド型ドール」


「メイナ、私は少し散歩に行ってくるよ」

「わかりました!」

●◯●

 そうして少し歩いていると、燃えた廃墟があった。
 …ここ、火事があったのか。最近は来ていなかったからわからなかった。
 その目の前を通り過ぎようとした時、金髪がチラリと覗く。
 それになんだか危機感を覚えて門を開け中を覗いてみる。

「…!ドール……!」

 急いで駆け寄り、起こしてみると気絶しているようだった。
 …とりあえず見つけてしまったから、主人が現れるまで家に入れておこう。

●◯●

 家に入れると、一番反応を示したのはルミナスだった。
 瞬くアメジストの瞳が見開かれ、焦ったような顔をしている。

「あ、あの…その子は大丈夫なのでしょうか……?」

「ああ、気絶していただけだったよ、他に目立った外傷もないしね」

 すると、ほっとしたのかふわりと微笑んだ。
 とりあえずリビングのソファに寝かせる。
 すると、一時間もしないうちにだろうか?彼女はパチリと目を覚ました。

「ここは…?どこでしょうか…」

「アンバー!目を覚ましましたのね!」

「…!ルミナスさん!」

「おや、二人は知り合いなのかい?」

「はい!私はルミナスさんのお世話がかりなんです!」

「なるほど…じゃあなるべくそばにいたほうがいいかもしれないね」

「そのほうが私も嬉しいですわ」

「じゃあそうしようか」

 私はノアやメイナを呼び、彼女を迎える旨を伝えた。
 ノアは驚きつつも仲良くしようという意思は見せていたし、メイナは嬉しそうだった。
 とりあえずみんなを部屋に残し、交流させることとした。
 そして、私は外に出て、外にあるポストを覗いた。
 真っ白な封筒に蝋封がなされている。
 家に入り、自室に戻るとペーパーナイフで封筒の上を切った。
 中には美しい字の便箋がある。
 …少し見覚えのある字だ。

 私はそれをゴミ箱に捨てた。

 それよりも早く、みんなと交流できているか確かめなくては。
 あんなもの、もう思い出したくもないから。

2025/12/24 08:38

枯花
ID:≫ 13U0WLjJcZw1g
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BL #GL #NL中世風ドール人形作家参加型

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