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部活大戦争 ClubWars

#11

生徒ならびに部活の協力

 女子生徒は不敵に笑って男を掴んだ。
「さ、刺すぞ!」
 場が騒然とした時。
「はぁぁっ!!」
「!?」
 男の体が浮いた。ほんの一瞬で、女子生徒は逃げる。一気に形成逆転。
「この野郎っ!!!」
「私、相撲部よ?次の全国大会優勝候補なのをご存知?」
 不審者がご存知な訳がない。
「っっ!!くそっ」
 男はナイフを構えた。ギラリと反射して不気味だ。
「そこを一歩でも動いたら刺す」
 これで勝ったとばかりに笑っている。しかし、この学校の部活のレベルは、生徒のレベルはこんなもんじゃない。そのことも
男は存じていなかった。
「行くぞ」
 最初に動いたのは科学部だった。総勢約20名ほどが水鉄砲を構えた。
「そんなもので戦うのか....?こっちはナイフだぞ?」
 不審者がありがたいことに心配してくれている。
「そっちこそどうなんだ?この中に入っているのは塩酸だぞ?この鉄砲はガラス製かつ長距離射程の代物だ。逃げることはできない」
 一瞬で不審者の顔が固まった。すぐさま人質を取ろうと周囲を見回すが、もう遅い。あちこちにバリケードができ始めている。要所要所に塩酸でっぽうやフライパンが設置されている。消化器さえも武器になる。
 私も絵の具と筆を構えて立つ。
「くそおっ」
 男もやけっぱちになったのか急に投げる姿勢をとった。
「伏せろっ」
 投げられたナイフがスローモーションで見えた。
 5m 4m 3m 私に迫ってきている。
「あ"ああああああああああああああっ」
 涙が出てきた。私もこれで終わるんだ。この人生が幕を閉じるんだ。悟った。不思議と音がなかった。
 覚悟に目を瞑った。
 あれ?
 私には衝撃を感じなかった。

作者メッセージ

なんで衝撃を感じなかったんだろ?
次の展開は大きいです

2026/04/17 16:04

美鳥
ID:≫ 28NihWQevjlUw
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