✿青いバラと淡い恋
彼女はいつも出会う時に青いバラをつけていた。
彼女とは、マッチングアプリで出会った。
初めて出会った時は髪飾りに青いバラを3本。服はワンピースで裾にぐるっと一周青いバラをつけていた。
合計で…30本だったと思う。
その時は2人でカフェに行って付き合うことになった。
その次は水族館でのデートだった。
その時は髪飾りに2本の青いバラをつけていた。
「青いバラ。好きなの?」
僕は思わずそう聞いた。
「うん。」
彼女は短くそう答えた。
彼女の性格はとてもおとなしい。喋ることも最低限だった。
でも、それ以上に彼女の笑顔は美しかった。その笑顔がとても美しくて僕は惚れたんだ。
その1ヶ月後。彼女は僕に
「今度、時間がある時にディナーに行きましょう。」
とメールを送った。
そして、約束の日。
彼女は胸元に一つの青薔薇をつけて来た。
優雅に二人でディナーと楽しんだ。
そして、帰ろうとした時、彼女がこういった。
「あなたに108本の青いバラをあげたかった。」
僕は一瞬きょとんとした。
「でも、お花屋さんの人に怒られちゃった。」
彼女は笑った。いつもよりも眩しい微笑みだった。
「だから、このバラをあなたに渡すわ。」
そう言って彼女が差し出したのは12本の赤いバラの花束だった。
「…私の思いが届いているかしら?」
そういって彼女は今までで一番、美しく微笑んだ。
もちろん。僕に意味は伝わっている。
彼女とは、マッチングアプリで出会った。
初めて出会った時は髪飾りに青いバラを3本。服はワンピースで裾にぐるっと一周青いバラをつけていた。
合計で…30本だったと思う。
その時は2人でカフェに行って付き合うことになった。
その次は水族館でのデートだった。
その時は髪飾りに2本の青いバラをつけていた。
「青いバラ。好きなの?」
僕は思わずそう聞いた。
「うん。」
彼女は短くそう答えた。
彼女の性格はとてもおとなしい。喋ることも最低限だった。
でも、それ以上に彼女の笑顔は美しかった。その笑顔がとても美しくて僕は惚れたんだ。
その1ヶ月後。彼女は僕に
「今度、時間がある時にディナーに行きましょう。」
とメールを送った。
そして、約束の日。
彼女は胸元に一つの青薔薇をつけて来た。
優雅に二人でディナーと楽しんだ。
そして、帰ろうとした時、彼女がこういった。
「あなたに108本の青いバラをあげたかった。」
僕は一瞬きょとんとした。
「でも、お花屋さんの人に怒られちゃった。」
彼女は笑った。いつもよりも眩しい微笑みだった。
「だから、このバラをあなたに渡すわ。」
そう言って彼女が差し出したのは12本の赤いバラの花束だった。
「…私の思いが届いているかしら?」
そういって彼女は今までで一番、美しく微笑んだ。
もちろん。僕に意味は伝わっている。
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