行方不明
#1
第一章 出会い
なにかの音が聞こえる。聞き覚えのある音だ。目覚ましの音だ。今日も朝が来た…いや、「来てしまった」という方がいいだろう。俺の名前は位田三郎。今年の春に高校3生になったばっかりだ。今日は1学期が始まる始業式の日。さっきも言ったように、「来てしまった」と言った理由は俺には友達がいないからだ。いわゆる「ボッチ」だ。今日は始業式だ。3年生になって初めての1学期ということはクラス替えだ。俺が一番恐れていることだ。「いつものグループ」とか言って4〜5人ぐらいでつるんでるのをよくアニメで見る。ああ言うのはアニメとかゲームの世界だけで、実際はボッチで高校生活を終えるやつもいる。俺のことだ。つまらない毎日。最悪のクラス替え。そう思いながら学校に行く。家には母も父もいない。俺が中学2年のときに母と父が[大文字]行方不明[/大文字]になった。俺は涙が溢れ出た。それから4年間一人で生きてきた。この気持ちは誰にもわからない。{そう思っていた}
そんなことを思っていると、うちの高校の影森高校に着いた。みんなは友達と登校している中、俺は一人。教員室前の掲示板を見ようとしたのだが、生徒が多くて見れない。待っていると女子たちの声が聞こえる。一人の女子が言った。「私は…3年2組かぁ」「ゲッ!荒井じゃん!!」
荒井先生、そいつは俺も嫌いな先生だ。生徒に暴言や暴力は振るわないが、暴言をとても言うことから暴言のシャワーと呼ばれている。するともう一人の女子が言う「うわー私も荒井だわ…今年ははずれクラスだね〜」
そんなことを言える友達は俺にはいない。俺はどうせ一人。クラスなど関係ない。強いて言うなら荒井のクラスは避けたい。
そう思っていると徐々に人が減っていき、俺と見知らぬかわいい女子二人になった。俺がクラス表を見ようとすると、見知らぬかわいい女子が俺に話しかけてきた。「あの〜…3年1組って何階ですか?」俺は普通に対応した。「2階ですよ〜」すると見知らぬかわいい女子が言う。
「ありがとうございます!」と言って階段を登っていった。俺はクラス表に目を移す。俺は位田だから…と思いながらクラスを見る。2組を始めに見た。位田は…ない!!「荒井クラスではない」思わずガッツポーズをした。一応1組を見る…そりゃあ2組しかないからあるに決まっている。しっかりあった。番号は2番。俺はどうせ1番から縦に机が配置されていると思ったが、教室に入って驚いた。1番はしっかり前だが、1番の後ろは座られている。「俺の席は?」と思いキョロキョロしていると、机の角に付箋が貼ってある。一番の後ろの席は12番。ということは考えられることは一つ1番の席の横だった。すると隣は女子だった。俺は話しかけずに、座る。すると隣の女子が話しかける。「あ!!さっきは教えていただき、ありがとうございました!」隣の女子は、見知らぬかわいい女子だった。俺はまた普通に対応した。「いえいえ」といった…それだけだ。すると、また俺に話しかけてきた。「私は阿部…美香…です…き…君は?」俺は面倒くさかったから無視した。「やっぱり…[大文字]自分みたいなボッチとなんか話したくないですよね[/大文字]」阿部はボソッと呟いた。俺はこのかわいい女子を傷つけてしまったと思った。俺は阿部の手を掴み、人気のないところへ連れて行く。俺思った。{もしかしてこの子は俺と同じ…ボッチ!!?}すると可愛い女子は言う「えっ!?」というがそんなのは気にしないで屋上に向かった。
屋上へ連れて行くと俺は口を開く。「あの…その…君は…一人ボッチなの?」というと阿部は少し考えたあとに口を開いた「……はい」俺が言う「俺もだよ。俺も…中2からずっと一人ぼっちだよ…」というと阿部の目から涙が出る。俺は慌てて言う「え…その…」俺が謝ろうとしたその時阿部が言う「いいの…でも…私と同じ思いを持っているなんて…」阿部は俺のために涙を流したようだ。阿部が目から出た涙を制服の袖で拭いて言う「私と友達になってくれませんか?」
第一章 出会い 完
そんなことを思っていると、うちの高校の影森高校に着いた。みんなは友達と登校している中、俺は一人。教員室前の掲示板を見ようとしたのだが、生徒が多くて見れない。待っていると女子たちの声が聞こえる。一人の女子が言った。「私は…3年2組かぁ」「ゲッ!荒井じゃん!!」
荒井先生、そいつは俺も嫌いな先生だ。生徒に暴言や暴力は振るわないが、暴言をとても言うことから暴言のシャワーと呼ばれている。するともう一人の女子が言う「うわー私も荒井だわ…今年ははずれクラスだね〜」
そんなことを言える友達は俺にはいない。俺はどうせ一人。クラスなど関係ない。強いて言うなら荒井のクラスは避けたい。
そう思っていると徐々に人が減っていき、俺と見知らぬかわいい女子二人になった。俺がクラス表を見ようとすると、見知らぬかわいい女子が俺に話しかけてきた。「あの〜…3年1組って何階ですか?」俺は普通に対応した。「2階ですよ〜」すると見知らぬかわいい女子が言う。
「ありがとうございます!」と言って階段を登っていった。俺はクラス表に目を移す。俺は位田だから…と思いながらクラスを見る。2組を始めに見た。位田は…ない!!「荒井クラスではない」思わずガッツポーズをした。一応1組を見る…そりゃあ2組しかないからあるに決まっている。しっかりあった。番号は2番。俺はどうせ1番から縦に机が配置されていると思ったが、教室に入って驚いた。1番はしっかり前だが、1番の後ろは座られている。「俺の席は?」と思いキョロキョロしていると、机の角に付箋が貼ってある。一番の後ろの席は12番。ということは考えられることは一つ1番の席の横だった。すると隣は女子だった。俺は話しかけずに、座る。すると隣の女子が話しかける。「あ!!さっきは教えていただき、ありがとうございました!」隣の女子は、見知らぬかわいい女子だった。俺はまた普通に対応した。「いえいえ」といった…それだけだ。すると、また俺に話しかけてきた。「私は阿部…美香…です…き…君は?」俺は面倒くさかったから無視した。「やっぱり…[大文字]自分みたいなボッチとなんか話したくないですよね[/大文字]」阿部はボソッと呟いた。俺はこのかわいい女子を傷つけてしまったと思った。俺は阿部の手を掴み、人気のないところへ連れて行く。俺思った。{もしかしてこの子は俺と同じ…ボッチ!!?}すると可愛い女子は言う「えっ!?」というがそんなのは気にしないで屋上に向かった。
屋上へ連れて行くと俺は口を開く。「あの…その…君は…一人ボッチなの?」というと阿部は少し考えたあとに口を開いた「……はい」俺が言う「俺もだよ。俺も…中2からずっと一人ぼっちだよ…」というと阿部の目から涙が出る。俺は慌てて言う「え…その…」俺が謝ろうとしたその時阿部が言う「いいの…でも…私と同じ思いを持っているなんて…」阿部は俺のために涙を流したようだ。阿部が目から出た涙を制服の袖で拭いて言う「私と友達になってくれませんか?」
第一章 出会い 完